ビジネスフォンの種類紹介!端末の種類紹介から最新タイプまで一挙紹介
- ビジネスフォンにはいくつかの種類があるんですか?
- はい。大きく分けて従来型のレガシータイプ・クラウドPBX・IP-PBXの3つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
- どれもなじみのない言葉なので、できるだけわかりやすく伝えてほしいです。
- 承知いたしました。
では、それぞれの3つのタイプの概要とメリット・デメリットについて、ビジネスフォンを12万社に導入した実績のあるOFFICE110サポートセンターである私が解説します。
- はい。よろしくお願いいたします。
ビジネスフォンの種類①従来ビジネスフォンタイプ(レガシータイプ)
- 早速、レガシータイプの特徴からチェックしていきましょう!
- 初めて耳にする言葉なので、最新のサービスなのかなと思ってしまいます。
- いえ、レガシータイプのビジネスフォンとは、従来からあるおなじみのタイプのビジネスフォンのことです。
- なるほど。まずは基本からということですね。
- その通りです。とはいえ、レガシータイプにもさまざまなタイプがあるので、時代の推移とレガシータイプのビジネスフォンの機能の変化についても紹介します。
1-1.レガシータイプのメリット
レガシータイプのメリットは、次の通りです。
- 使い慣れた操作性
- 信頼性のある音声品質
- 数百台以上でも大掛かりな設備の構築が可能
- 中古市場に在庫が豊富にある
レガシータイプのビジネスフォンは、世界中の企業や団体で何十年と使用され続けてきた実績があるため、ユーザー側としてはいかなる状況でも安心して利用することができます。
また、ビジネスフォンの導入には数十万円~数百万円規模の費用がかかることが一般的ですが、トータル費用を抑える方法の一つが中古端末を購入することです。
そして、レガシータイプは端末が非常に多く流通しているので、中古の製品が入手しやすいというメリットがあります。
- OFFICE110でも、レガシータイプの多くの中古ビジネスフォンをキャンペーン適用で0円~販売しています。
1-2.レガシータイプのデメリット
レガシータイプのビジネスフォンには、デメリットもあります。
- 新たな技術を利用できない
- 導入の際に高額な費用がかかることがある
- ビジネスフォンの新たな技術についてはピンとこない方が多いかもしれませんが、良くも悪くもこれまでのビジネスフォンです。
従って、この後に紹介するクラウドPBXやIP-PBXと比較をするとメリットやデメリットの違いが分かりやすくなるでしょう。
1-3.年代別ビジネスフォンの機種紹介
- クラウドPBXの中にもさまざまなサービスがあるんですよね?
- そうです。まだ中古市場で商品が流通している2,000年代前半頃からのビジネスフォンの種類を簡単に紹介します。
αGXは、インターネット光回線対応のレガシータイプビジネスフォンです。
複雑な電話回線の配線をしなくても良いことと、3分8円の従来のアナログ回線よりも割安な通話料が人気で、ロングセラー商品になりました。
中小企業向きの端末で、ビジネスフォン電話機がコードレスで使用できることや、人勧探知センサーが搭載されていることなどの特徴があります。
2007年~ 個人事業主・SOHO向けビジネスフォン(BX NTT 中古4,000円~)
BXは、小規模向けの主装置内蔵型端末です。
2003年に発売されたAXの後継機としての位置づけですが、主装置内蔵型のビジネスフォンは、初期コストを大きく軽減できるとして現在も人気の高いビジネスフォンです。
NECのAspire UXは、最大1,000台まで接続が可能で、ルーティングの設定などコールセンターに必要な機能を高レベルで搭載しています。 同時4名でのビデオ通話会議などの便利機能も搭載しています。
2015年~ スマホとの連携を強化(αA1 NTT 新品3台450,000円~)αA1は、2015年発売のビジネスフォンハイスペック機種です。
クラウドサービスを利用したチャット機能や名刺管理機能などの便利機能に対応しています。
- このようにビジネスフォンは年代によって機能を追加したり、特定の層に向けた機種を販売したりしています。
ビジネスフォンの年代ごとの機種については、こちらでメーカー別に詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。
ビジネスフォンの種類②スマホ連携ビジネスフォン「IP-PBX」
- 次は、IP-PBXについて記載します。
- 従来タイプ以外のビジネスフォンがイメージできないんですが、IP-PBXとはどのようなものなんですか?
- はい。簡単にいえば、社内にインターネット接続で利用できるサーバーを設置するタイプのビジネスフォンです。
- うーん・・・・従来のビジネスフォンとどう違うんですか?
- 従来のビジネスフォンと違うのは、設置したサーバーがネットワーク上で主装置としての役割を果たしてくれるので、インターネットに接続さえできれば、PCでもスマホでもビジネスフォンとして使用できるということです。
また、社外でも会社の電話番号で受発信をすることができます。
- なんだか画期的な感じですね。
2-1.IP-PBXのメリット
IP-PBXのメリットは、次の通りです。
- スマホやPCをビジネスフォンとして使用できる
- 社内通話は全て内線で使用できるため、コスト削減につながる
- 自社でセキュリティ対策を構築できる
ネットワークに接続する機器では、セキュリティ対策を心配する方が少なくありません。
IP-PBXの場合は、サーバーを自社に構築するので、少なくとも自社のわかる範囲でセキュリティ対策を構築することができます。
2-2.IP-PBXのデメリット
IP-PBXのデメリットについても紹介しておきましょう。
- 操作に少し慣れが必要
- 主装置・サーバーの設置が必要
IP-PBXはレガシータイプのビジネスフォンのように社内に機器を設置しなくてはならないため、初期費用がやや高額になります。
- 初期費用を抑えたい方は、次に紹介するクラウドPBXの方が効果的なのではないかと思います。
とはいえ、IP-PBXでも元々あるスマホやPCをビジネスフォンとして使用することで端末導入費用を抑えることはできます。
ビジネスフォンの種類③【最新】クラウド+スマホ連携「クラウドPBX」
- 最後に紹介するのは、クラウドPBXです。
- 最近さまざまなサービスがクラウド化していますよね?
- まさに、クラウドPBXはクラウド化したビジネスフォンサービスということです。
ビジネスフォンを利用する際に、従来のビジネスフォンでは主装置という機器を社内に設置する必要がありました。
(主装置:外線を各ビジネスフォン機器に分配したり、留守番電話や転送電話などのビジネスフォンならではの機能を搭載したりするための機器のこと)
クラウドPBXは、社内に主装置を設定しなくても良いことから、初期導入費用が劇的に安く(実績値としては、平均従来型のビジネスフォンの70~95%導入費削減が可能)、IP-PBXのようにスマホやPCをビジネスフォンとして使用できるようになるというメリットがあります。
また、スマホやPCを内線化すれば離れた拠点間でも無料の内線通話が利用できるというメリットもあります。
- 以上がクラウドPBXの大まかなサービス内容なのですが、クラウドPBXは大きく分けて2つの種類があります。
- どんな点が異なるんですか?
- はい。通信手段として光回線を使用するかIP電話回線を使用するかの違いです。
回線の違いというと少しややこしく感じると思いますが、実際にメリット・デメリットを比較すれば両者の違いが分かりやすいのでさっそく紹介していきましょう!
3-1.光回線を利用するタイプのクラウドPBX
- インターネット光回線を使用するタイプのクラウドPBXを設置する際には、社内にインターネット光電話対応の専用アダプタを設置した後に、アプリをダウンロードすることで利用できるようになります。
- 主装置を設置しない代わりに、アダプタの設置が必要なんですね。
- はい。そのため、従来のビジネスフォンほどではありませんが、簡単な工事が必要です。
そのかわり光回線を利用するタイプならではのメリットがあります。
3-1-1.光回線を利用するタイプのクラウドPBXのメリット
- 通話品質が非常に優れている
- NTTの市外局番の電話番号の取得・引継ぎができる
- インターネット光回線ならではのメリットは、上記の2点です。
- 通話品質が優れているというのは、どの程度のレベルなんですか?
- そうですね。例えば当社OFFICE110が提供しているOFFICE PHONEの場合なら、体感では従来のビジネスフォンとの違いが分からないくらいです。
インターネット光回線は、通信の速度や安定性に基準を設けているので、必ず安定した通信の状況が確保されているというわけです。
- それなら、安心ですね!
3-1-2.光回線を利用するタイプのクラウドPBXのデメリット
- 反対にインターネット光回線を利用するタイプのクラウドPBXにはデメリットがあるんでしょうか?
- 使い方によってはコストが高くなってしまうことです。
クラウドPBXは、月額の料金体系なので契約ライセンス数につき月額料金がかかります。
※OFFICE PHONEなら10回線まで3,400円+1回線追加につき99円。
- メリットを考えると非常に安い月額ですが、それでも利用頻度や使い方によってはコストが無駄になってしまう可能性はあります。
3-2.IP電話回線を利用するタイプのクラウドPBX
- もう一方のタイプは、IP電話回線を利用するタイプのクラウドPBXですね?
- そうです。IP電話回線を利用するタイプのクラウドPBXのメリット・デメリットについてもチェックしていきましょう。
3-2-1.IP電話回線を利用するタイプのクラウドPBXのメリット
- スマホにアプリをダウンロードするだけ手軽にサービスを利用できる
- 安いサービスが多い
- IP電話回線を利用するサービスは、安さと手軽さが魅力です。
- スマホにアプリをダウンロードするだけで利用できるなら、機器の設定が苦手な方でも気軽に導入できますね。
3-2-2.IP電話回線を利用するタイプのクラウドPBXのデメリット
- 市外局番の電話番号引継ぎや新規発番ができない
- 通話品質が提供業者に左右される
- 市外局番の電話番号が利用できないのはかなり困りますね。
- 提供業者が独自に大都市の市外局番をオプション利用できるように提供していることもあるのですが、それでも電話番号の引継ぎには対応していないです。
- 通話品質も業者によって異なるということですか?
- そうです。インターネット光回線の場合は、基準値が決まっているため、どの業者を選んでも大きな失敗はないと思いますが、IP電話回線の場合には特に基準がないため、特に値段の安い業者や実績の少ない業者は品質が伴っていないことがあります。
ビジネスフォンの種類はどれがいいの?
- 3種類を一気に教えていただいたので、自社にどの種類のビジネスフォンがマッチしているのか分からなくなってしまいました。
- では、種類ごとにどのような企業にマッチしているのか見ていきましょう。
4-1.レガシータイプが良いのはこんな企業!
レガシータイプのメリットを一言でいえば、圧倒的多数の実績があり、音声の品質が保証されていることです。
【レガシータイプがおすすめの企業】
- 数百台レベルのビジネスフォンを導入するケース
- インターネット環境が整っていない工場や山間部などで使用するケース
- 新たなサービスの設定をしたり、使いこなしたりする自信がないケース
これらのケースでは、何よりもレガシータイプの実績と安心感が強みになります。
- レガシータイプ導入の際にネックになりがちな初期費用についてですが、中古端末を選択肢に加えることで一気に解決できるかもしれませんよ。
OFFICE110なら、新品と見間違えるほど状態の良い機種が、キャンペーン適用で0円~導入可能です。
4-2.クラウドPBXが良いのはこんな企業!
クラウドPBXの魅力は、初期費用が圧倒的に安いことと、スマホの内線化です。
【レガシータイプがおすすめの企業】
- 最新のビジネスフォンを安く導入したい
- 外出先やスタッフの自宅で、会社の電話番号を使って電話の受発信をしたい
- 社内の通話でコストがかかっている
上記のように、スマホ内線化のメリットや導入費用の安さからメリットを感じられる企業にすごくおすすめです。
- OFFICE110が提供する「OFFICE PHONE」は、19年間に及ぶ2万社導入の実績を誇っています。
業界最高クラスの品質と圧倒的な価格の安さで業界を引っ張っているクラウドPBXなので、ぜひお問い合わせください。
4-3.IP-PBXが良いのはこんな企業
IP-PBXは、基本的なメリットはクラウドPBXと同じです。
大きな違いは、IP-PBXは導入時にサーバーを購入しなければならず、まとまった費用がかかる代わりに、月々の料金がかからないということです。
- OFFICE110のお客様の中にも、クラウドPBXとIP-PBXとのどちらにするのかを迷う方が多いです。
お客様の状況によってどちらが良いのかは一概に言えないので、ご相談いただいた方が間違いないです。
- そういった意味では、OFFICE110はクラウドPBXとIP-PBXの両方を取り扱っているということで、すごく安心感がありますね。
まとめ
この記事ではビジネスフォンの3つの種類についてまとめました。
- レガシータイプ
- クラウドPBX
- IP-PBX
どのサービスにもメリット・デメリットがあるので、自社に合ったサービスを最適な方法で導入することで、最もコスパの良いビジネスフォン導入を実現することができます。
そのためにも、幅広くビジネスフォンの種類を扱っており、確かな知識と技術のある業者に相談をすることが不可欠です。
- 豊富な実績と確かな知識を持つOFFICE110にまずは気軽にご相談ください。
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