ビジネスフォン(主装置)の耐用年数と寿命ってどれくらいなの?
この記事を読むと
- 耐用年数の意味
- ビジネスフォン(主装置)の寿命
- ビジネスフォンの良くある故障事例と対処方法 などがわかる!
- 今使用しているビジネスフォンが古く、調子が悪い時があります。寿命や買い替え時などについてお聞きしたいのですが…。以前どこかで耐用年数ごとの買い替えが良いと聞いたことがあります。本当でしょうか?
- 耐用年数ごとに買い替えが良いというのは間違いではありません。しかし、それだと導入コストが少し勿体ないです。
- 導入コストはできるだけ抑えたいです。適切な買い替えの目安とかはありませんか?
- お任せください。ビジネスフォンの耐用年数や、ビジネスフォン(主装置)の寿命、買い替え時の目安などについてご案内させていただきますね。
ビジネスフォンの法定耐用年数は?
法定耐用年数とは、税法で定められた「減価償却資産」のこと。
その製品の「資産価値がある年数」という意味です。
ビジネスフォンなど、何年も使用するものを購入した場合、導入にかかった費用を製品ごとに定められた一定の期間に分割して経費計上を行なう必要があります。
新品のビジネスフォン(主装置)の場合だと、法定耐用年数は「デジタル構内交換設備及びデジタルボタン電話設備」という項目に該当し6年と定められています。
つまり「ビジネスフォンの導入費用などは、6年間に分割して経費計上してくださいね」という意味になるのです。
法定耐用年数は、ビジネスフォンが壊れて使えなくなってしまう一般的な「寿命」とは違う意味合いになります。
- ビジネスフォンの電話機・主装置は6年ですが、ビジネスフォンに接続されている電話ケーブルはその他のものに該当し、法定耐用年数は10年となっています。
- 新品ビジネスフォンの場合ということは、中古で購入した際の法定耐用年数は6年ではないということですか?
- 新品の場合に限り6年と定められているので、中古の場合だと簡便法で耐用年数の計算を行ないます。次の章で詳しく解説させていただきますね。
1-1.中古ビジネスフォンの法定耐用年数は?
ビジネスフォンに限った話ではありませんが、法定耐用年数が定められているものは「新品の資産」となっています。
そのため中古資産の場合、法定耐用年数を計算しないといけません。
計算方法は次の通りです。
法定耐用年数を全て経過している場合 | 法定耐用年数 × 20% = 耐用年数 |
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法定耐用年数の一部を経過している場合 | (法定耐用年数-経過年数) + 経過年数 × 20% = 耐用年数 |
- 例えば7年使用して耐用年数を全て経過した中古ビジネスフォンの場合「7×20%=1.4年」なので、切り捨てで1年が法定耐用年数ということですか?
- 小数点の扱いには基準があり算出した年数が、2年未満なら繰り上げ、2年以上の場合には切り捨てとなっています。なので、1.4年の場合は切り上げで2年となります。
- 小数点の扱いに注意する必要があるだけで計算自体はシンプルですね。ところで、ビジネスフォンの寿命はどの程度なんでしょうか?法定耐用年数からみると長持ちしても7~8年?
- 法定年数と実際の寿命は別々に考える必要があります。早速、ビジネスフォンの寿命についてお答えしていきます。
ビジネスフォン(主装置)の寿命は?
ビジネスフォン(主装置)の平均的な寿命は、設置環境や利用状況によって異なりますが10~15年ほどは利用できます。
また、電話機自体も乱暴に扱わない限りは、ビジネスフォンの主装置同様に長く使い続けることが可能です。
中には「20年以上使い続けている」という企業もあり、大切に扱うことで長期間利用できるビジネスツールだといえます。
- 中古のビジネスフォンの場合だとどうでしょうか?やはり長持ちはしないでしょうか?
- 中古ビジネスフォンはリース終了前の製品であることが多いです。使用年数は4~6年くらいになります。そのため、年数だけで考えると寿命としては5~10年ほどが平均的な寿命だといえます。
- 中古でも、しっかりとした製品を選ぶことで長持ちすることができるのですね。
- はい。ですが必ずしも5~10年使えるとは限りません。これまでの設置環境によっても経年劣化の具合が変わってきます。中古ビジネスフォンを購入する場合は、慎重に製品を選ぶのがおすすめです。
- なるほど。今使っているビジネスフォンが、そろそろ10年目になるので何か不都合が出てくる頃かもしれませんね。
- ビジネスフォンに限った話ではありませんが、ある日突然壊れてしまうということも十分あり得ます。ビジネスフォンの良くある故障例を事前に知っておくことで、冷静に対処することが可能です。
ビジネスフォンの良くある故障とその対処法
ビジネスフォンの故障で多い症状は次の3つになります。
- ビジネスフォンの着信音が鳴らない
- ビジネスフォンの液晶モニターが映らない
- 通話中に雑音が入る
上記のような症状が発生した場合、主装置・電話機どちらに問題があるのかを確認するため「1台の電話機だけなのか」「全ての電話機で発生しているのか」を調べる必要があります。
それぞれの症状ごとに、原因と対処法について解説していきます。
3-1.ビジネスフォンの着信音がならない
ビジネスフォンの着信音が鳴らない場合、人為的な設定ミスを疑ってみましょう。
主装置側で「着信音を止めている設定」になっていることも考えられます。
主装置の設定が原因の場合は専門知識がある方が設定を行なわないと、新たな故障やトラブルの原因になるため、業者へ問い合わせて設定を行なってもらうほうが無難です。
他にも電話機側の設定で「着信音量がオフ」になっている可能性もあります。
一度ビジネスフォンの本体の設定も確認してみてください。
人為的なミスでない場合は、ビジネスフォンのスピーカーが壊れている可能性があります。
その場合は、修理する以外に方法がないため、メーカーやサポートセンターなどに問い合わせて、修理依頼を行ないましょう。
3-2.ビジネスフォンの液晶モニターが表示されない
ビジネスフォンの液晶モニターが表示されない場合、原因は次のようなことが考えられます。
- 主装置または電源ユニットの問題
- 電話機本体の故障
- 配線の断線
まずは、ディスプレイが表示されないビジネスフォンは「会社全体なのか」それとも「一部のビジネスフォンだけなのか」を特定する必要があります。
もし、会社全体のビジネスフォンで発生している場合は、主装置または電源ユニットの不都合が考えられます。
その場合は一度、主装置の再起動を行なってみてください。
もし再起動で解決しない場合、主装置内部の故障の可能性も考えられるので、サポートセンターや業者へ問い合せてください。
「一部のビジネスフォン」の場合は、電話機本体の故障か配線が断線している可能性があります。
電話機本体の故障か断線か原因を特定するために、一度正常に動作しているビジネスフォンに接続している配線と差し替えてみましょう。
配線を差し替えてもディスプレイが表示されない場合は、電話機本体の故障である可能性があります。
サポートセンターなどに問い合わせて、修理依頼等を行なってください。
またコードレスフォンの場合は、充電池の劣化が原因でディスプレイ表示されないという場合もあります。
充電池を大体4~5年程使っている場合は交換してみて、表示されるかどうか確認してみましょう。
3-3.通話中に雑音が入る
通話中に雑音が入る原因として、次のようなことが考えられます。
- 受話器の故障
- 電話機のケーブルが断線・接触不良
- スパイラルケーブルの不良
- 外線パッケージの不都合
通話中に雑音が発生するビジネスフォンが1台だけの場合、電話機に接続しているモジュラーケーブルや、カールコード(電話機のコード)の接続不良が原因で発生している可能性があります。
また、たまに雑音が入るといった場合は、接続端子が劣化して接触不良を起こしている可能性も。
専門業者へ各ケーブルの接続具合を見てもらい、断線などがあるようなら配線の交換依頼を行ないましょう。
通話中に雑音が入る電話機が「2台以上」または「全てのビジネスフォン」の場合、電話機器に接続している配線や機器の故障ではなく、電話回線が原因である場合もあります。
一度、電話回線の会社に問い合わせを行い、回線の状態に異常があるか否か確認してみましょう。
電話回線に「異常がない」場合、主装置の故障である可能性もあるため、修理の依頼を行なってください。
- 通話中の雑音が外線時だけではなく、内線通話でも発生する場合は主装置内部のユニットが故障している可能性も考えられます。
- 通話中に雑音が入る症状、たまに発生するんですよね。今回の話を聞くと、もうすぐ10年目だし「買い替え」か「修理」どちらにするか悩みますね…。
- まだ使えるビジネスフォンがあるのに買い替えは勿体ないですよね。しかし、何度も修理を繰り返すと費用がかさんでしまいます。ご参考までに買い替えを検討する2つの目安についてご案内いたしますね。
- それは助かります。ぜひよろしくお願いします。
ビジネスフォンの主装置買い替えを検討する2つの目安
ビジネスフォンの買い替えを検討する場合、次の2つを目安にすると判断を行ないやすくなります。
- 製造打ち切りから7年経過している
- 修理後、短期間で違う部分が故障した
それぞれの目安について詳しく解説していきます。
4-1.製造打ち切りから7年を過ぎたら買い替えの検討
ビジネスフォンメーカーごとに多少の違いはありますが、製造打ち切りとなった製品の部品を保有する期間は7年となっています。
そのため、製造打ち切りから7年を経過したビジネスフォンをお使いの場合、買い替えの検討をおすすめします。
もちろん、保有期間を過ぎたからといって、すぐに部品がなくなるわけではありません。
しかし、市場に出回っている部品が少なくなっているのは事実です。
いずれ修理不可になってしまうのは間違いないので、買い替えを検討してみる時期にきているといえます。
4-2.修理後に短期間で新たな部分が故障したとき
ビジネスフォンを修理した後、すぐに違う箇所が故障するようであれば機器の寿命が来たといえます。
寿命がきたビジネスフォンは、機器の老朽化で故障が重なる可能性があるためです。
そのため「修理したばかりなのに…」という感じで修理が重なってしまいます。
故障の度に修理して使うことも可能ですが「修理費用のコスト」がかさむため、コストを抑えるために修理して使っているのに必要以上にコストをかけていることになります。
故障が重なる場合、買い替え時期の目安といえるでしょう。
- ありがとうございます。目安として参考にさせていただきます。ですが、買い替えって導入費用も結構な金額になりますよね…。
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- お任せください。当社の特徴やお得なキャンペーンについてご案内させていただきます。
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- これだったら買い替え時の導入費用をかなり抑えられるだけじゃなくて、購入後も安心ですね。
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まとめ
- この度はお問い合わせありがとうございました。今回の要点をまとめましたのでご覧ください。
- ビジネスフォンの法定耐用年数は6年
- ビジネスフォン(主装置)の平均寿命は10~15年ほど
- 「製造打ち切りか7年経過」「修理後、短期間で故障が起きる」場合は買い替えを検討してみる
- 今回はありがとうございました。疑問が解決できて助かりました。買い替えも安心して行なえそうです。
- ありがとうございます。他にも疑問や導入前の不安がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
- 心強いですね。ありがとうございました!
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