ビジネスホンには2ch以上の回線を!NTTのおすすめ機種3選
ビジネスホンの導入を検討すると、まず悩むのが”ch数”。
「少しでも節約したいけど、ch数ってどれくらい必要なの?」と悩むものです。
ch数とは”外部に通じる電話回線の本数”のことで、多いほど回線に余裕が。
100chあれば100人の顧客と同時に通話できるなど、対応の幅が広がります。
ただし、ch数が増えるほど管理に手間が、費用もかさみます。
では、ビジネスホンのch数は何回線が良いのかと言うと、”2ch以上”です。
というのも、ビジネスホンの強みは限られたch数を複数人で共有できること。
社員全員分のch数を確保する必要がないのが、ビジネスホンの魅力です。
今回は、ビジネスホンに2ch以上の回線をおすすめする理由をご紹介しましょう。
ビジネスホンとしておすすめなNTTの機種3選もまとめていますので参考にしてください。
ビジネスホンに2ch以上必要な理由
冒頭では、ビジネスホンには2ch以上必要と紹介しました。
では、なぜビジネスホンに2ch以上必要なのか理由をご説明しましょう。
①社員数は今後も増員するはず
ビジネスホンにおいて「ch数=外線の本数」です。
例えば、2chあれば同時に2人と、10chあれば同時に10人と通話できます。
正直なところ、予算に余裕があれば社員全員分のch数を確保するのが良いです。
ただし、ch数を増やすとそれだけ管理に手間が、維持に費用がかかります。
そこでおすすめするのが”2ch以上”です。
というのも、1chでは同時に2人以上の顧客から着信があると対応できません。
また、10ch,100chと多くの回線が求められる業種も限られているためです。
しかし、ビジネスホンのch数は”社員数の今後の増加”も考慮する必要があります。
ビジネスの規模が大きくなれば、必然的に社員数も増加します。
社員数が増加しているのに、ch数に余裕がないのでは対応できない訳です。
つまり、ビジネスホンのch数は”2ch以上”、かつ将来も考慮して決めると安心です。
②ch数によって回線の種類も変わる
ビジネスホンではまずch数から、次に回線の種類を決めるのが一般的です。
ビジネスホンで使用される回線には種類があり、1回線あたりのch数が異なるため。
例えば、アナログ回線は1chなのに対して、ISDN(デジタル)回線は2chです。
もちろん、アナログ回線で2回線(2ch分)契約することも可能です。
ただし、2回線契約すると、維持費も2倍になり負担になります。
10ch,100chと増やすのであれば回線をどれにするかが意外と重要なのです。
ビジネスホンは回線によってch数が変わる
ビジネスホンではまずch数(2ch以上)を、次に回線の種類を決めるのが一般的と言えます。
では、ビジネスホンに使用される回線ごとのch数、特徴について詳しくご紹介しましょう。
①アナログ回線
日本でもっとも古くから使用されているのが”アナログ回線”です。
その為、日本全国に回線網があり、”安定性”に限ればもっとも高い安心と言えます。
大震災などで町中の電話機がつながらない中、公衆電話がつながったののアナログ回線だからです。
ただし、アナログ回線は”1契約あたり1ch”。
ch数が少ないため、ビジネスの世界でアナログ回線は減少傾向にあります。
現在では、主にFAX用回線やADSL用回線など限られた用途で使われています。
②ISDN回線
ビジネスホンとしてもっともおすすめなのが”ISDN回線”です。
音声をデジタル信号に変換してやり取りする”デジタル回線”。
アナログ回線に比べやり取りできる情報量が多く、速度が速いのが特徴です。
また、ISDN回線は”1契約あたり2ch”。
その為、アナログ回線よりも多くのch数を確保しつつ、維持費を抑えられます。
”代表ダイヤルイン”により、1chの中に複数の電話番号を追加できてお得です。
③IP電話回線
ビジネスホンでありながら050番号を使えるのが”IP電話回線”です。
”インターネット回線”を使用するサービスで、IP電話同士だと通話無料に。
従来のビジネスホン設備を代用できるなど、導入の費用が抑えられるのも魅力です。
また、IP電話回線は”1契約あたり複数ch”。
種類にもよりますが、1契約あたり5ch,10chとお得に導入できます。
ただし、フリーダイヤルを始めとした一部の電話番号に発信できない注意点もあります。
④ひかり電話回線
ビジネスホンとして注目を集めているのが”ひかり電話回線”です。
IP電話と同様にインターネット回線を使用し、通話料は全国一律なのが特徴です。
「IP電話と同じでは?」と思われますが、ひかり電話ではNTTの”光ファイバー”を使っています。
また、ひかり電話回線は”1契約あたり複数ch”。
その上、ch数の追加、電話番号の追加の費用が他のサービスよりも低く設定されています。
停電時は使えないものの、コストパフォーマンスを考えるのならもっともおすすめの回線です。
ビジネスホンの導入でよくある失敗
ビジネスホンの導入では「ch数をどうするか?」から始まり、他に考えが回らないもの。
その為、ビジネスホンの導入を進めていると、思わぬことからトラブルに巻き込まれることがあります。
①ビジネスホンの導入・増設には費用が
ビジネスホンのch数にばかり気を取られていると、導入・増設の費用に驚くことに。
というのも、ビジネスホン設備の導入・増設には工事の必要があり費用がかかります。
例えば、ビジネスホンの工事には小規模オフィスでも10万円以上、規模によっては100万円以上も。
もちろん、IP電話やひかり電話など既存の設備を活用できるビジネスホンもあります。
ただし、IP電話もひかり電話も”接続機器”を購入、レンタルする必要があり費用が。
ビジネスホンの導入・増設を考えているのなら、全体的な費用も確認しておきましょう。
②ビジネスホンの購入方法にも違いが
ビジネスホンの購入方法には主に”購入”と”リース”があり違いがあります。
知らないと不要な費用、手続きが発生することもあるので要注意です。
購入の場合
ビジネスホンの設備(主装置や内線電話機)、工事費などを現金で支払うもの。
ローンという選択もありますが、設備が中古品だと”一括払い”が一般的です。
当然、購入すればビジネスホンの設備の所有権を得られることに。
点検・整備など維持費はかかりますが、レンタルやリースの費用は抑えられます。
また、レンタルやリースのように事前審査(信用調査)もなく、導入も簡単です。
リースの場合
ビジネスホンの設備をリース会社が代わりに購入、レンタルできるというものです。
通常のレンタルとは異なり、設備は全て新品、月額費用も低めに設定されています。
リース料金を経費として処理できる上に、固定資産税の節約にもつながりお得です。
また、リース期間が満了すると、ビジネスホンの設備の所有権も得られます。
ただし、原則としてリース期間満了まで解約できないので、契約前に確認しましょう。
③強引な機材販売をする業者に要注意!
ビジネスホンの導入でもっとも注意したいのが”悪徳業者”です。
というのも、業者によってはビジネスホンの機材を強引に販売するところが。
「この機材でないと対応していない」と嘘の情報で購入をすすめてくるところがあります。
悪徳業者に引っかからない1番のポイントは、”複数の業者を比較する”ことです。
ビジネスホンは日々の業務に欠かせない上に、導入・管理に費用がかかります。
少なくとも2〜3社から見積もりを取り、納得のできる1社と契約するのが安心です。
ビジネスフォンにおすすめなNTTの機種3選
ビジネスフォンの回線数(2ch以上)などが決まったとして、次は実際の機種を選ぶ必要が。
そこで、NTTのビジネスフォンの中からおすすめの機種3選をご紹介したいと思います。
①SmartNetcommunity αA1
充実した機能を求めるのなら”SmartNetcommunity αA1”がおすすめです。
無駄のない設計で省スペースな上に、”BYOD(個人端末の利用)”にも対応しています。
”クラウドアドレス帳”によりネット上に顧客情報を保管、社内外からアクセスできて効率的です。
また、”通話録音機能”や”応答後転送”など多彩な機能が使えるのも魅力と言えます。
②αNXⅡ Plus type L
使い勝手の良さで選ぶのなら”αNXⅡ Plus type L”がいいでしょう。
シンプルさ、見やすさにこだわった設計で初めての方でも簡単に使えます。
スマホ(個人端末)と連携させることで、社外でも”内線”が使えて通話料金の削減に。
また、カメラドアホンからの映像をモニターに表示できるのも用途が広がります。
③BX II
快適な通話にこだわりたいのなら”BX II”をおすすめします。
外線は最大2ch、内線は最大8chと同時通話でき電話会議が可能です。
IP電話、ひかり電話にも対応しているので導入の費用も抑えられます。
また、仕様の異なる複数のラインナップがあり、用途に合わせて選べるのもポイントです。
まとめ
今回は、ビジネスホンの導入でまず考えたい”ch数”についてまとめてみました。
ビジネスホンのch数は”2ch以上”を基準に、次に回線を選ぶのが良いでしょう。
例えば、ISDN回線であれば”1契約あたり2ch”が使えてお得に導入・管理できます。
ただし、ビジネスホンの導入にはch数(2ch以上)の他に注意すべきことが。
- ビジネスホンの導入費用
- ビジネスホンの購入方法
- ビジネスホンの悪徳業者
どれも知ってさえいれば対処できるので、導入の前にチェックしておくと安心です。
ちなみに、OFFICE110では皆さんに合わせたビジネスホンの導入をサポートしています。
新品の設備はもちろん、新品同様の中古の設備もあり通常よりもお得に導入できます。
「ビジネスホンを導入したいけど…」と悩んでいる方は、ぜひOFFICE110にご相談ください。
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