ビジネスフォンの通話中に雑音(ノイズ)が入る原因と対処法
- お客様との通話中たまにノイズが発生するのですが、これって故障でしょうか?
- ノイズが入るビジネスフォンは1台だけでしょうか?それとも複数台でしょうか?それによって対処法が違うので、まずは確認してみましょう。
- わかりました!ただ確認の仕方ってどうすればいいでしょうか?
- 確認のポイントはいくつかあるので、対処法と合わせて分かりやすく解説していきますね。
ビジネスフォン1台だけ雑音(ノイズ)が入る場合
- ビジネスフォン1台だけに雑音(ノイズ)が入る主な原因は、以下の4つがあげられます。
【ビジネスフォン1台だけに雑音が入る原因】
- 音量が適正でない
- カールコード・モジュールケーブルの故障
- 受話器部分が壊れている
- 通信速度の低下(IP電話)
- それぞれ解説するので、一つずつ確認しましょう。
1-1.音量が適正でない
受話器の音量が大きいと、雑音が入ったり相手の声が割れて聞こえることがあります。
意外と見落としがちなので、まずは音量が適正なのかを確認しましょう。
それでも直らない場合は、次に送受話音量(外線通話)を確認してください。
音量に問題がなければ、電話機本体か他の機器の故障が考えられます。
- 音量を確認するのは受話器と、送受話音量の2か所ですね。特に数人で一つのビジネスフォンを使用しているオフィスは、他の人が音量をいじっている可能性があるので要注意です。
1-2.カールコード・モジュールケーブルの故障
電話機で一番多い故障の原因が、受話器と電話機をつなぐカールコード・主装置と電話機をつなぐモジュールケーブルの接続不良です。
普段からビジネスフォンを使用していると、配線が緩く抜けかかってしまうことがよくあります。
配線に問題がなければ、対象の電話機のケーブルを他の電話機に差し替えてみましょう。
その時正常に動くようであれば、本体の故障と判断ができます。
1-3.受話器部分に不具合がある
ビジネスフォンを毎日使用していると、電話の持ち手である受話器にほこりや汚れが溜まってしまいます。
市販のエアダスターを使って、受話器の汚れを綺麗に取り除きましょう。
- 受話器部分はあまり気にしたことがありませんでした。
- 受話器上部の受話部、下部の送話部にほこりが溜まると、振動をうまく伝えられません。小まめなメンテナンスを心がけましょう。
1-4.通信速度の低下(IP電話)
IP電話を使用している場合は、モデムの配線を確認してみましょう。
モジュールケーブル同様、LANケーブルが抜けかかっていると機能しなくなるので注意してください。
また通話中に他のパソコンで大容量のデータをダウンロードしていると、一時的に通話品質が下がる可能性があります。
工事当初よりインターネットを使うようになったのなら、今よりも早い回線に切り替えることをおすすめします。
ビジネスフォン複数台に雑音(ノイズ)が入る場合
- ビジネスフォン複数台に雑音が入る原因は、以下の3つが有力です。
【ビジネスフォン複数台に雑音が入る原因】
- 電話回線に問題が起きている
- 主装置・電話機本体に問題が起きている
- 落雷によってヒューズが飛んでいる
- ビジネスフォン単体の故障と同じく、原因と対策をひとつずつ解説していきます。
2-1.電話回線に問題が起きている
オフィス内の複数台で雑音が発生した場合は、電話回線に問題がある可能性が高いです。
電話回線はケーブルで電話機と主装置をつないでおり、ケーブルの劣化や断線によって動作不良を起こしている場合があります。
その場合は、現在利用している回線業者に回線状態を調べてもらいましょう。
2-2.主装置・電話機本体に問題が起きている
電話回線に問題が無ければ主装置・電話機本体に問題があると考えられます。
とくに主装置は複数の電話回線を音声データとして集約するため、経年劣化による故障が多く発生します。
- 主装置が壊れたら修理に出すしかないんですか?
- 主装置の電源を一度切って5分ほど待ってから再起動してみましょう。それでも改善しなければ、主装置内のユニットが故障している可能性があります。
主装置の修理は素人にはできないので、工事会社へ早急に連絡するようにしましょう。
2-3.落雷によってヒューズが飛んでいる
落雷により主装置に雷の過電流が侵入すると、ケーブルを通ってすべての電話器に異常をきたします。
雷が原因でヒューズが飛んでしまうと、主装置内部のユニットが壊れ発着信ができなくなってしまいます。
落雷の時には主装置の電源を一時的に切るか、落雷対策機器を取り付けるなどの対策をしましょう。
- ビジネスフォンに限らず、オフィス機器は雷に弱いのでご注意ください。
- 雷でオフィス内の機器が壊れるのは困ります。落雷対策はしっかりした方がよさそうですね。
ビジネスフォンの雑音(ノイズ)を直すための修理について
- ビジネスフォン修理の時の費用相場と工事期間を教えてください!
- 工事業者によって費用・期間は違いますが、目安として以下を基準にしてください。
3-1.ビジネスフォン修理費用の相場
- もし工事会社に修理を依頼したらどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
電話機だけの修理であれば、3,000~5,000円ほどで可能です。
主装置を含めたビジネスフォン全体の修理となると、より高額な費用がかかります。
内容 | 費用 |
---|---|
作業員派遣費 | 10,000~15,000円/一人 |
ユニットの交換 | 10,000円 |
主装置 | 150,000~200,000円 |
電話機のみ | 3,000~5,000円 |
- 表はあくまで目安です。故障している電話機の個数・状態によって費用は変わるため、詳しい見積もりを知りたい方はOFFICE110までお気軽にお問い合わせください。
3-2.ビジネスフォンの修理期間
ビジネスフォンの修理期間は、工事地域や修理の電話機数にもよりますが2~10営業日が目安となります。
部品交換が不要な場合は1~2営業日で修理できますが、本体や主装置の交換となると日数を要します。
修理期間中に営業するためにも、工事業者に代替機があるかを確認してください。
またお得意先には、ビジネスフォンが修理中であることを忘れずに伝えましょう。
3-3.お問い合わせはOFFICE110まで
ビジネスフォンの故障は原因を特定するのは難しく、修理には時間もかかります。
原因が何か分からない場合は、専門の業者に確認してもらうのが得策です。
- もし故障しているようなら、修理してもまた故障したり障害が出てくることも考えられます。これを機に新しいビジネスフォンに買い換えるのも一つの手段です。
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- 中古価格:7,500円~(1台)
- 新品価格:オープンプライス
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- 電話機だけの修理ならあまり値段が変わらないし、新しいモデルに買い換えてもいいですね!
- 回線・ビジネスフォンのプロであるOFFICE110なら、あらゆる種類のビジネスフォンを扱っております。ぜひお問い合わせください。
まとめ
- では今回のおさらいです。
- ノイズはビジネスフォン1台で発生しているか、複数台で発生しているかを確認する
- ケーブルの抜き差しを行なってみる
- 配線に問題がなければ電話機本体・主装置の故障が原因
- 迷ったら工事業者に問い合わせる
- ノイズが発生したら、他の箇所も故障している可能性もありますよね。
- ビジネスフォンは業務に必要不可欠なので、早めに工事業者へ問い合わせしましょう。
- わかりました!ありがとうございました。
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