ビジネスホンで使われるモジュラージャック(ケーブル)2芯・4芯のどっち?
モジュラージャックはご存知ですよね。電話線の両端についているコネクタ(四角い端子)のこと。
幅が約1センチのプラスチック製のプラグにツメが付けられ、簡単に脱着でき、抜けにくくなっています。
ビジネスフォンでは、両端がモジュラージャックになっている「モジュラーケーブル」という電話線が使われています。
現在では、家電量販店でも販売され、自分で取り付けや取り替えができます。
しかし、実際自分で購入するにしても、モジュラーケーブルの種類が分からない?という方は多いのでは?
そこで今回は、ビジネスホンで使われるモジュラーケーブルの種類や仕組みについてご説明いたします。
ビジネスホンで使われるモジュラーケーブルの種類
まず、家庭電話機は単純にモジュラージャックにケーブルを繋ぐだけで通話できますが、ビジネスホンは電話機だけではなく「主装置」が必要になります。
基本的に、NTTの外線ケーブルを通じて送られてくる通信データは、主装置によって制御され電話の発着信が可能に。
つまり、ビジネスホンはただの端末機に過ぎず、主装置がなければビジネスホンは使えません。
次に、そのままではビジネンホン用のモジュラーケーブルは接続できないので、モジュラーケーブルを接続するためにローゼットという機器を取り付けます。
そこで、一人一人のビジネスホンとローゼットをモジュラーケーブルで繋ぐことで電話の発着信が可能になるわけです。
専門用語的には、モジュラーケーブルは「機ヒモ」と呼ばれています。
コネクタの種類
モジュラーケーブルには、コネクタが付いていますが、2芯や4芯という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
モジュラージッャクをよく見ると、金色の導線がありますよね。そこで、モジュラーケーブルには、主に以下の種類があります。
- 6極2芯
- 6極4芯
- 6極6芯
◯芯というのは、モジュラーケーブル内の導線の数を表し、2芯なら2本、4芯は4本が内包されています。
ちなみに、6極は6本の導線を繋ぐことができることを表しています。利用用途によっては8極8芯というコネクタも存在しています。
ケーブルの種類
次に、モジュラーケーブルはコネクタの違いとは別に、ケーブルにも2種類あります。
- ストレート配線:両端のコネクタの属性がそのままストレートに接続されるケーブル
- ロールオーバー配線:両端のコネクタの属性が入れ替わって接続されるケーブル
ただし、一般的に使われるのは、ストレート配線のケーブルになっています。
以上のように、モジュラージャック(ケーブル)と一口にいっても、種類があることは認識しておく必要があります。
ビジネスホンのモジュラーケーブルは何を選べば良いのか?
結局、ビジネスフォンのモジュケーブルはどれを選べば良いのか?というのが問題ですよね。
まず、一般的な家庭用電話機では「6極2芯」が使用されています。
肝心のビジネスホンについては、お使いの機種によって異なり、「6極2芯」または「6極4芯」が採用されています。
しかし、4芯のものは2芯の機器でも利用できる性質を持っているので、どちらを使っても問題ありません。
ということはつまり、一般的なビジネスフォンのモジュラーケーブルを選ぶなら、「6極4芯のストレート」を選ぶのがベストということになるわけです。
もちろん、全てが6極4芯のストレート配線とは限らないので、自分で購入するときはコネクタおよびケーブルの確認は必須。一般的なモジュラーケーブルには、ケーブルに以下の印字が記されているはずです。
AMJ➀-➁/➂-➃
➀配線の種類:S(ストレート)、R(ロールオーバー)
➁➂コネクタの種類:6/2(6極2芯)、6/4(6極4芯)など
➃ケーブルの種類:無(平ケーブル)、R(丸ケーブル)
以上、最低でも配線とコネクタの種類だけ確認しておくと買い間違いはないでしょう。
まとめ
今回は、ビジネスホンに使われるモジュラージャック(モジュラーケーブル)について、簡単にご説明いたしました。
結論としては、仮に自分で家電量販店などでケーブルを購入するときは、「6極4芯のストレート」を選んでいればまず間違いはないでしょう。
もちろん、お使いの環境や機種によっては、異なるケーブルを利用しているケースもあるので、一度ケーブルを見て配線とコネクタの種類だけは確認しておくと安心です。
ただし、大掛かりな配線を行うときは、自分達では間違ってしまう可能性が高くなるので、専門の電話工事会社に依頼した方が良いでしょう。
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