ビジネスホンの光直収とは?ひかり電話対応ビジネスホン紹介
ビジネスホンでは、アナログ回線、ISDN回線とありますが、今「ひかり電話」が注目されています。
ひかり電話とは、NTT東日本・NTT西日本が提供している光ファイバーを使ったIP電話サービス。
そこで、「光直収」という言葉はご存知ですか?
簡単には、ビジネスホンの主装置が「ひかり電話」に対応していることを表しています。
そこで今回は、光直収の仕組みの説明と、ひかり電話を利用するメリット、あわせて光直収に対応したビジネスホンをご紹介いたします。
光直収の仕組みとは?ひかり電話を利用するメリット
そもそも光直収の「光」はNTTの「ひかり電話」を指し、「直収」とは電話業界において、加入者の電話機から電話回線事業者の交換機に電話線で直接収容されるサービス形態を意味しています。
光直収の仕組みとは?
つまり光直収とは、光回線ユニットをビジネスホンの主装置に直接収容することで、NTTのアダプターを介さずに光回線を主装置に接続することを表しているのです。
そこでポイントとなるのが、お使いのビジネスホンの主装置が光回線に対応しているか・対応していないかということ。
光回線に対応していない主装置の場合、以下の順番で接続されています。
◆パターン➀
- 回線終端装置(ONU)
- NTTのアダプター
- ビジネスホンの主装置
- 専用電話機
一方、ビジネスホンの主装置が光回線に対応している場合、➁NTTのアダプターが不要となり、
◆パターン➁
- 回線終端装置(ONU)
- ビジネスホンの主装置
- 専用電話機
というように、回線終端装置から直接主装置に接続して、専用電話機に繋げば通話ができます。
また、主装置が光直収に対応していれば、パターン➀➁のどちらでも接続可能。
しかし、光回線に対応していない主装置では、パターン➀の方法でしか接続できません。
つまり、光回線に対応している主装置では、NTTのアダプターが不要になることで、その分の買い取り費用、もしくはリース料などの費用が抑えられるのです。
「ひかり電話」を利用するメリット
では、その「ひかり電話」を利用するメリットはあるのか?
と、電話回線はどれも同じだと考えている方もおられるのではないでしょうか。
「ひかり電話」は、冒頭でも少し触れましたが、NTT東日本・NTT西日本が提供する光ファイバーケーブルを利用したIP電話サービスになります。
一番のメリットは、電話とインターネットの両方が同じ回線で利用できるので、通信網の運用管理が一元化できること。
さらに、通常のIP電話と比較すると、ひかり電話は通話音質や安定性が優れているのが特徴です。
また、月額基本料金や通話料が安いこともメリットの1つ。
ビジネス向けのひかり電話サービスは、大きく以下の2種類のプランが用意されています。
月額基本料金と通話料のみ簡単にご覧ください。
◆ひかり電話オフィスタイプ
月額基本料金(3ch/1番号):1,300円(税抜)
オプションサービス利用で、複数ch・追加番号を最大8ch32番号まで契約が可能。
追加には月額利用料1ch:400円(税抜)、追加番号は1番号:100円(税抜)が必要になります。
◆通話料
通話区分 | 加入電話(NTT) | ひかり電話 |
---|---|---|
市内通話 | 8.5円/3分 | 全国一律(市内・県外通話) 8円/3分 |
ISDN64 | 20円/3分~40円/3分 |
◆ひかり電話オフィスA(エース)
1契約で最大300ch/7,000番号が利用可能。
基本契約(1ch/1番号):1,100円(税抜)
番号追加は、1番号:100円(税抜)
基本料金1,100円には、以下の8つのサービスが含まれています。
グループ通話定額/ナンバー・ディスプレイ/ナンバー・リクエスト/ボイスワープ/迷惑電話おことわりサービス/テレビ電話/高音質電話/データコネクト
加入電話・INSネットをご利用の場合 | ひかり電話オフィスA(エース)を音声のみ利用の場合 | |||
プラン1 | プラン2 | |||
---|---|---|---|---|
加入電話・INSネット ひかり電話サービスへ通話した場合 |
市内通話 | 8.5円/3分 | 県内通話 6円/3分 県間通話 10円/3分 |
全国一律 8円/3分 |
市外通話(県内) | 20円/3分 | |||
市外通話(100km超) | 80円/3分 | 携帯電話へ通話した場合 | 30~40円/60秒 | 16~18円/60秒 |
以上のように、月額基本料金や通話料は、通常の加入電話よりも安い料金で利用できるのです。
もちろん、ただ安いというわけではなく、ひかり電話は速度が速くて高品質な通信ができるので、アナログ電話よりクリアで音質の良い通話ができます。
光直収に対応したビジネスホン紹介
前項では、ひかり電話回線を直収するには、主措置が光回線に対応しているのかがポイント。
そこで、現在OFFICE110で販売している機種の中から、ひかり電話回線に対応した機種をご紹介いたします。
NTT
- αA1
- αNXⅡ Plus
- αB1
- αNX Plus
- BXⅡ
- BX
- αGX<Model2>
SAXA(サクサ)
- PLATIAⅡ Standard
- ActysⅢ
- Agrea HM700Ⅱ
- PLATIA Standard
- Regalis UT700
IWATSU(岩通)
- LEVANCIO
- LEVANCIO-S
- PRECOT NEXT
- PRECOT
- TELEMORE-EX
HITACHI(日立)
- integral-F
- integral-E
- integral-A
- integral-Z
NEC
- Aspire UX
- Aspire X DT300
ビジネス向けの電話回線として「ひかり電話」の普及が拡大していることから、NTTビジネスホンはもちろん、他のメーカーでも「ひかり電話」に対応した機種が多数販売されています。
まとめ
今回は、光直収をご紹介しましたが、現在販売されているほとんどのビジネスホンの主装置は、ひかり電話、もしくはその他のIP電話に対応しています。
ひかり電話のメリットはご紹介した通り、安いのはもちろん、利便性も優れて点です。
ひかり回線を収容している主装置では、NTTアダプターが不要。直接主装置に接続すれば利用できます。
これからビジネスフォンを導入するとき、ひかり電話を利用したい方は、OFFICE110まで電話かメールでお問い合わせ下さい。
丁寧にヒアリングしたのち、お客さまに最適な機種をご提案いたします。
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