中古ビジネスホンのクリーニング方法と購入する時の注意点!
ビジネスフォンを購入しようとしたとき、新品のもの、中古のものとあります。
新品を購入できるに越したことはありませんが、予算の関係で中古を購入するとき、状態が気になりますよね。
しかし、中古ビジネスフォンは、販売業者は基本的にクリーニングを実施しなければなりません。
単にクリーニングといっても、汚れに対してのクリーニング方法は異なり、商品の状態が大きく変わってきます。
そこで今回は、中古ビジネスホンを購入するときの注意点と、一般的なクリーニング方法をご紹介いたします。
中古ビジネスホンを購入するときの注意点
中古ビジネスホンは、今まで別の会社で何年か使われていた製品だというのは忘れてはいけません。
汚れが酷いものや変色しているもの、部品の交換(カールコードなど)が必要なものなど。
しかし、販売業者もそのまま販売するわけではなく、先程も説明したクリーニングを含めて以下の3つのことは実施しています。
➀商品の選別
➁クリーニング
➂動作チェック
販売業者がビジネスフォンを引き取ってすぐの状態は、当然汚れが目立ちます。
そのため、➀でクリーニングしても変色が酷くて販売できないものなど、中古として商品となるもの・ならないものを選別する必要があります。
そこで、クリーニングすれば中古として販売できるものに対して、➁のクリーニングの実施となります。
最後に、販売後も正常に使えるのか、➂の一連の動作チェックが行われ、店頭で販売されるわけです。
ほとんどの販売業者では、この3つの工程を経て中古ビジネスホンとして販売しているはずです。
しかし、一部ですが世の中には悪い業者というものが存在し、特にクリーニングを疎かにしているところもあります。
中古ビジネスホンを購入するときは、実際に手に取って確認できればベストですが、メンテナンスの実施状況はできるだけ確認しておくと安心です。
ビジネスホンの一般的なクリーニング方法
中古ビジネスホンでは、クリーニングなどのメンテナンスが重要なのは理解できても、実際どのようにクリーニングを行っているのか分かりませんよね。
ここでは一般的なビジネスホンのクリーニング方法をご紹介いたします。
もちろん、販売業者によって手順や方法は異なるので、参考までにご覧ください。
ビジネスホンのクリーニング方法
販売業者独自の基準で、動作や汚れをチェックして製品を選別し、チェックをクリアして製品のクリーニングを実施します。
まず、ハンドセット(受話器)やカールコードなどのパーツを外していきます。
◆筐体の洗浄
筐体部分は、水洗いやクリーニング剤などを使って全体の洗浄。
外側部分を拭くだけでなく、細かい溝などは、刷毛やブラシを使って汚れを落としていきます。
汚れが落ちたら、アルコールで消毒し、ワックスでピカピカに。一つ一つのボタンまで丁寧に磨いていきます。
また、裏面も溝などを中心に刷毛・ブラシでしっかり汚れを落としていきます。
◆ハンドセット(受話器)の洗浄
ハンドセットも外側のマイク部分などを、水洗いやクリーニング剤で全体を洗浄。
外側だけでなく、解体して隙間に入り込んで汚れも、刷毛・ブラシでしっかり落としていき、ワックスでピカピカに。さらに、受話器は耳や口に付ける部分なので、アルコールを使ってしっかり殺菌・消毒を行います。
◆部品の交換
カールコードとは、ビジネスホンの筐体と受話器をつなぐ、くるくる渦を巻いたコード。
特に汚れが付きやすいパーツになるので、汚れが酷いものや、伸びきって変形しているものは交換します。
さらに、解体して内部の部品のチェックを行い、故障の原因になりそうな部品を交換していきます。
◆動作チェック
クリーニング後、組み立てて最終の動作チェックを行います。
実際に主装置にセットして、通話/各種ボタン/受話音量/着信音量/スピーカー音量などの動作チェックが行われます。
以上、簡単なご紹介でしたが、各販売業者ではクリーニング・パーツ交換などの専門スタッフが行っており、1台1台丁寧にクリーニングを行っています。ただし、クリーニング方法は業者によって異なるので、あくまで参考にしていただければ幸いです。
まとめ
今回は、中古ビジネスホンのクリーニングを中心にご紹介しました。
中古ビジネスホンは基本的に、「製品の選別」、「クリーニング」、「動作チェック」の3つの工程を経ているものが原則。
特にクリーニングについては、各販売業者で専門スタッフが丁寧に洗浄・消毒してあるはずです。
しかし、ほとんどの販売業者は問題ないものの、一部にメンテナンスを疎かにしている悪質業者が存在しているので注意しておきましょう。
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