部品(パーツ)の保有期間とは?ビジネスホンの部品は何年?
ビジネスホンは、パソコンやコピー機と同じ精密機械の一つ。
耐用年数は6年と定められているものの、使い方次第では10年以上使い続けることもできます。
そこで、仮に10年以上長期に渡って使っていたビジネスホンが故障したとき、修理のために必要な部品(パーツ)が無いという問題が発生しているのです。
テレビや冷蔵庫などの家電製品はもちろん、電話機を含めたあらゆる製品には、部品(パーツ)の保有期間が設けられています。
そのため、あまりにも古い製品の場合、修理するための部品がないため不可能となるケースは多いといいます。
そこで今回は、部品(パーツ)の保有期間についての説明と、ビジネスホンの保有期間はどれくらいなのかご紹介いたします。
そもそも部品(パーツ)の保有期間とは?
あらゆる製品には、製品が故障したとき修理のために必要な部品(補修用部品)をメーカーが保有しています。
部品(パーツ)の ”保有期間” とは、メーカーが補修用部品を保有している期間を指しています。
ビジネスホンを含めた製品は、長期間使い続けていると故障することは当然あります。
メーカーでは製品が故障したときでも、すぐに修理できるようにするため、商品の性能を維持するために必要な部品(パーツ)の保有期間を定めているのです。
基本的な部品の保有期間の概念は、「対象の製品が製造中止、もしくは打ち切りになってからの期間」。
例えば、テレビの保有期間は8年と定められており、2010年に製造を中止したテレビの補修用部品の保有期間は2018年となるわけです。
この部品の保有期間については、メーカーのホームページや、製品の取り扱い説明書内に記載されています。
多くの製品では、「弊社の◯◯◯◯(製品名)の補修用性能部品を製造打ち切り後○年保有しております。」と記載されているはず。
一度お使いのビジネスフォンの取扱説明書を確認してみましょう。
ビジネスホンの部品の保有期間は何年?
では、肝心のビジネスフォンの補修部品の保有期間は?
“製造中止、もしくは打ち切りになってから7年”
ビジネスフォンの各メーカーで多少異なるケースはありますが、一般的は補修用部品の保有期間は7年と定められています。
ここでは、NTT西日本を例に、2018年2月現在の製品と保有期間をご紹介いたします。
既に期限が切れている製品は省いています。
◆ビジネスフォン
製品名 | 保有期限 |
---|---|
Netcommunity SYSTEM αNXシリーズ(typeL) | 2020年4月 |
Netcommunity SYSTEM αNXシリーズ(typeM) | 2020年4月 |
Netcommunity SYSTEM αNXシリーズ(typeS) | 2020年4月 |
Netcommunity SYSTEM X7000 | 2020年12月 |
Netcommunity SYSTEM BXII(主装置タイプ) | 2023年5月 |
Netcommunity SYSTEM BXII(主装置内蔵タイプ) | 2023年9月 |
◆PBX(構内交換機)
製品名 | 保有期限 |
---|---|
Netcommunity SYSTEM EP81(I) | 2016年9月 |
Netcommunity SYSTEM EP81(II) | 2016年5月 |
Netcommunity SYSTEM EP82(I) | 2020年9月 |
Netcommunity SYSTEM EP82(II) | 2020年9月 |
その他のメーカーについては、このような一覧表は載せられていませんが、長期間同じビジネスホンをお使いで気になる方は、取扱説明書を確認しておくと安心です。
基本的にどのビジネスホンにも補修用部品の保有期間が定められているので、中古ビジネスホンを購入するときは、メーカーの補修用部品の保有期間も合わせて確認しておくことをおすすめします。
まとめ
部品(パーツ)の保有期間を知らなかった方も多いのでは?
現在販売されている全ての製品には必ず設定され、ビジネスホンの補修用部品の保有期間は、製造中止から7年と定められています。
基本は7年ですが、メーカー・機種によって多少異なることがあるので、特に中古ビジネスフォンを購入するときは保有期間の確認も合わせて行いましょう。
一般的に、取り扱い説明書を見れば、「補修用性能部品を製造打ち切り後○年保有」という記載があるはずです。
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