電話のチャンネル数とは?ビジネスフォンのチャンネル数の決め方
ビジネスフォンを購入する際、チャンネル数という単語を目にしますが、何の数なのかご存知でしょうか?
一般的に電話を導入するとき、「回線数」という言葉を使いますが、回線数とチャンネル数は異なるものなのです。
回線数は、基本的に実際に引かれた回線の数を表しています。
では、チャンネル数とは何の数なのか?
ということで今回は、電話の導入のとき使われる「チャンネル数」とは何の数なのか、また、チャンネル数の決め方など詳しくご説明いたします。
ビジネスフォンのチャンネル数とは?
電話を導入するとき、まずは回線数を決めますが、一般的な考え方は「回線数=電話回線数=外線数」のことで、外部に通じる電話線の数を表しています。
では、チャンネル数は何かといえば、「何人まで同時通話できる」かということ。つまり、「同時通話数=チャンネル数」。
例えば、1回線で1通話しか通話できなければ、「1回線1チャンネル」となり、2通話同時に通話できるなら「1回線2チャンネル」となるわけです。ちなみに、チャンネルは通常「~ch」で記されています。
ビジネスフォンのチャンネル数の決め方
回線数とチャンネル数の関係性をご理解いただいたところで、ビジネスフォンを実際に導入するときチャンネス数はどのように決めれば良いのか?
先程も説明した通り、「同時通話数=チャンネル数(ch数)」。
例えば、20人の社員が在籍しているとして、ピーク時に20人が同時に外線通話をする可能性があれば、20チャンネル必要。10人なら、当然10チャンネルになりますよね。
というように、仕事をする上で、何人の社員が同時に外線通話するのかを考える必要があるわけです。
一般的なチャンネル数は「社員の3分の1」が目安とされています。
100人の社員が在籍している会社なら、30~40chを目安に考えておくと良いでしょう。
次に、現在利用できる電話回線のチャンネル数(ch数)をご紹介いたします。
- アナログ回線:1回線 1ch
- ISDN回線:1回線 2ch
- IP電話:1回線 複数ch
- ひかり電話:1回線 複数ch
以前のアナログ回線では1回線1chでしたが、現在の「ISDN」、「IP」、「ひかり」では複数ch利用できるようになったことで、導入に際して、「通話チャンネル数(通話ch数)」と考えるのが一般的になっています。
NTT「ひかり電話」のチャンネル数などのサービス紹介
前項の最後に4つの電話回線をご紹介しましたが、中でもNTTの「ひかり電話」がおすすめ。
OFFICE110では、ビジネスフォンの導入に合わせて電話回線のご提案もされていただいており、「ひかり電話」もご利用になれます。
ここでは、ひかり電話のチャンネル数(ch数)を中心にサービス内容のご紹介いたします。
まず、「ひかり電話」とは、NTT東日本・西日本が提供する、光ファイバーを利用したIP電話。
電話とインターネット接続の両方が可能なので、通信網の運用管理が一元化できるメリットがあります。
ひかり電話は大きく、以下の2つのタイプからお選びいただけます。
ひかり電話オフィスタイプ
ひかり電話オフィスタイプは、フレッツ光(インターネット接続)を利用した電話サービス。
基本は、1契約ごとに3ch(チャンネル)1番号が利用可能。
月額基本料金1,300円(税抜)で3ch・1番号が使え、一般的な加入電話よりもお得に利用できます。
また、オプションサービスで複数ch・追加番号を契約することで、最大8ch32番号まで利用可能。
追加にあたっては、月額利用料1chあたり400円(税抜)、追加番号は1番号あたり100円(税抜)がそれぞれ必要です。
◆通話料
通話区分 | 加入電話(NTT) | ひかり電話 |
---|---|---|
市内通話 | 8.5円/3分 | 全国一律(市内・県外通話) 8円/3分 |
ISDN64 | 20円/3分~40円/3分 | 全国一律(市内・県外通話) 8円/3分 |
ひかり電話オフィスA(エース)
ひかり電話オフィスA(エース)は、フレッツ光ネクストを利用した大規模事業所向け電話サービス。
1契約で最大300ch/7,000番号が使用可能。
基本契約は、1ch/1番号で1,100円(税抜)となり大変お得。さらに、以下の8つのサービスが基本契約に含まれます。
番号追加は1番号あたり100円(税抜)が必要です。
〈基本料金1,100円に含まれる8つの基本サービス〉
グループ通話定額/ナンバー・ディスプレイ/ナンバー・リクエスト/ボイスワープ/迷惑電話おことわりサービス/テレビ電話
高音質電話/データコネクト
◆通話料
加入電話・INSネットをご利用の場合 | ひかり電話オフィスA(エース)を音声のみ利用の場合 | |||
---|---|---|---|---|
プラン1 | プラン2 | |||
加入電話・INSネット ひかり電話サービスへ通話した場合 |
市内通話 | 8.5円/3分 | 県内通話 6円/3分 県間通話 10円/3分 |
全国一律 8円/3分 |
市外通話(県内) | 20円/3分 | |||
市外通話(100km超) | 80円/3分 | |||
携帯電話へ通話した場合 | 30~40円/60秒 | 16~18円/60秒 |
まとめ
今回は、ビジネスホンのチャンネル数について説明しましたが、「同時通話数=チャンネル数(ch数)」ということを理解していただければ幸いです。
ご紹介した通り、何人の社員が同時に外線通話するのかを考える必要があり、一般的なチャンネル数は「社員の3分の1」が目安とされています。
また、選ぶ回線については、おすすめはNTTの「ひかり電話」ですが、お使いになる環境や従業員数に合わせて選ぶようにしましょう。
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