ビジネスフォンの再リースのメリット・デメリット!おすすめ対処法4選
ビジネスフォンの導入で広く利用されているのがリース契約です。
リース契約は初期費用が抑えられるなどのメリットがある一方で、リース契約には当初決められたリース期限があります。
- リース期限を迎えたらどうしたらいいの?
- リース契約の場合、ビジネスフォンの所有権はリース会社にあるので、リース期間が満了したときはリース会社に返却しなければなりません。
- 絶対に返却しないといけないのですか?
- 状況によりますが、リース会社と再リース契約を結べば、今お使いのビジネスフォンがそのままご利用になれます。しかし、再リースのほかにも3つの選択肢があり、お使いのビジネスフォンの状態やご予算などを考慮して次にお使いのビジネスフォンを選ぶことも可能ですよ。
そこでこの記事では、現在リース契約の期限が近付いている方に、ビジネスフォンの再リースやそれ以外の選択肢について詳しく説明したあと、実際にどの選択肢がベストなのかお話ししていきます。
ビジネスフォンの再リースとは?
再リースとは、当初の契約に基づいて、リース期間の満了後も同じビジネスフォンなどのリース資産を継続して利用する契約を指します。単純に、今お使いのビジネスフォンのリース期間を延長する契約になります。
ビジネスフォンは「専用電話機+主装置」のセットが基本になり、導入にあたっては規模に応じて高額な初期費用が必要になります。そこで、その高額な初期費用を抑えるために広く利用されるのが「リース契約」です。
リース契約とは、契約期間に応じて設定されたリース料金をリース会社に払って、ビジネスフォンを借りる形式の契約を指します。
ビジネスフォンのリース期間は概ね3年~7年の間で設定されますが、リース期間が満了したときはリース会社に返還しなければなりません。
- なぜ返還する必要があるの?
- それは、ビジネスフォンなどのリース物件をリース会社が購入するからです。
具体的に説明すると、ビジネスフォンなどのリースでは一般的に「ファイナンスリース」という形式のリース契約を結びます。
この形式は「お客さまが選んだビジネンフォンなどの品物や物件を、リース会社がお客さまに代わって購入し、それを貸し出す取引」を指し、リースする品物や物件の所有権はリース会社に帰属します。
そのため、リース契約で決められたリース期間を満了したときは、所有権はリース会社にあるので、ビジネスフォンなどの品物や物件は返還しなければならないのです。
しかし、リース期間満了に際して、リース会社との間で再リース契約を結べば現在のビジネスフォンが継続して利用できるようになります。
ビジネスフォンを再リースするメリット
ビジネスフォンの再リースは「現在使っているビジネスフォンを継続して利用できる契約」という特徴から、以下のようなメリットが期待できます。
2-1.リース料金が現在の1/10程度に
ビジネスフォンを再リースしたときのリース料金について、基本的に当初契約のリース料金よりも大幅に安くなります。
リース会社で設定額に違いはありますが、再リースのリース料金は当初契約の1/10程度になるでしょう。
つまり、再リース契約を結ぶ一番のメリットは、1ヶ月分のリース料金で約1年間利用できる程度まで大幅にリース料金を抑えられる点にあります。
- なぜ再リースするとリース料金がそんなに安くなるの?
- それは、リース会社が購入してリースしているビジネスフォンの代金は、3年~7年のリース料金で回収できるからです。そして、リース会社も返還されるよりも再リースしてもらった方がメリットはあるといえます。
リース期限を迎えてビジネスフォンを返還されても、リース会社も保管場所や使えない状態なら廃棄処理が必要になり、面倒な手続きが増えてしまいます。そこで、再リースに伴って1ヶ月分のリース料金で1年間貸し出すことになっても、リース会社は決して損はしないのです。
2-2.使い慣れた電話機がそのまま使えて工事の手間と費用も不要
再リースは、使い慣れた電話機がそのまま利用できる点もメリットとして挙げられます。
仮に新規でビジネスフォンを導入した場合、使い方や機能を覚える手間がかかりますが、再リースすればそんな手間は一切かかりません。
また、再リースは工事の手間と費用がなくなる点も大きなメリットです。
例えとして、リース期限を迎えてリース会社にビジネスフォンを返還するケースで考えてみましょう。
ビジネスフォンを返還する場合、現在の電話機および主装置・配線などを撤去してリース会社に配送する手間と費用が発生するのと同時に、新たに導入するビジネスフォンの設置工事の手間と費用が必要になります。
そこで今お使いのビジネスフォンを再リースすれば、新しいビジネスフォンに慣れる手間や入れ替えに関わる工事の手間と費用が削減できるのです。
ビジネスフォンを再リースするデメリット
ビジネスフォンを再リースする場合、コストや効率の面で大きなメリットが得られる一方で、保証や機能の面で以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
3-1.保証期間を過ぎているケースがほとんど(故障修理は自己負担)
ビジネスフォンを再リースする場合、多くのケースで保証期間が過ぎていると考えられます。
ビジネスフォンを含めて何か新品の製品を購入したとき、1年間のメーカー保証が付けられているのが一般的です。
また、リース契約にあたってはリース会社が動産総合保険に加入します。
そのため、万一故障したときも修理費用は保険で賄われるため、利用者側が修理費用を支払う必要がなくなります。
しかし、ビジネスフォンを再リースするときは注意が必要です。
3年~7年のリース期間を満了したとき、1年間のメーカー保証の期限を過ぎているのはもちろん、リース会社の動産総合保険も適用されないケースが多いといいます。
- 再リースして故障したら修理費用は誰が負担するの?
- 動産保険が適用されない場合、修理費用はすべて自己負担になってしまいます。そのため、リース会社と再リース契約を結ぶときは、動産総合保険の適用の有無だけはしっかり確認することが重要です。
3-2.機能面で時代遅れ
再リースする場合、今使っているビジネスフォンは単純に3年~7年前のモデルなので、機能面で時代遅れ感が否めません。
ビジネスフォンメーカー各社は、定期的(およそ4年~5年周期)に最新機能を搭載した機種にモデルチェンジしています。
つまり、再リースするビジネスフォンは一世代前のモデルになるため、最新機能が使えないということです。
ただし、最新機能といってもECO機能や連携機能といったオプション的な機能になります。
ビジネスフォン本来の外線通話・内線通話・保留・転送・代表組・短縮ダイヤルなどの基本的な機能は大幅に変わらないので、普通に利用する分には何の問題もありません。
しかし、デザイン性はやはり最新モデルの方が洗練されてスタイリッシュなので、その点はあまり気にしないようにしましょう。
再リース以外の3つの選択肢!
- ビジネスフォンの再リースがどんな契約なのか分かったけど、それ以外に選択肢はないの?
- いいえ、再リースはあくまで選択肢の1つです。再リース契約のほかにも、大きく3つの選択肢があります。ここでは、再リース以外の3つの選択肢について、それぞれのメリットなどをお話しします。
4-1.最新ビジネスフォンで新規リース契約を結ぶ
リース期限を迎え、今使っているビジネスフォンをリース会社に返還して、新たに最新機能を搭載してモデルで新規リース契約を結ぶこともできます。
最新モデルなので見た目もスタイリッシュで、何より最新機能が使える点が一番のメリットといえます。
また、新規でリース契約を結べば、1年間のメーカー保証や動産保険も適用されるので、故障などのトラブルが発生したときも安心です。
しかし、新規でリース契約を結ぶ場合、先程触れた通り入れ替え工事が必要になるほか、現状と同額かそれ以上のリース料金の支払いが発生します。
もちろん、色々な販売代理店で比較検討して価格交渉すれば、現状よりも安いリース料金で最新モデルのビジネスフォンを利用することも可能です。
- ほかに最新ビジネスフォンをできるだけ安く導入できる方法はありませんか?
- OFFICE110なら「新品ビジネスフォン0円プラン」をご利用いただけます。こちらは、インターネット回線と電話回線にご加入いただいた方を対象に、人気機種SAXA PLATIAⅡ3台セットを0円(通常価格:328,000円)で導入していただけるキャンペーンです。
3台以上の導入を検討している方にも、さまざまな格安リースプランをご用意してお待ちしています。
リース契約を含めてビジネスフォンのことならどんなことでもお気軽にお問い合わせください。
4-2. 現在のビジネスフォンを買取り
リース会社によって対応は異なりますが、リース期間の満了に合わせて現在のビジネスフォン(電話機+主装置)を買取らせてもらうこともできます。
- 買取りといっても価格が高額なのでは?
- 最新型の新品ビジネスフォンを購入するわけではないので高額ではありません。もちろんリース会社で違いますが、買取り費用は再リース料金の3倍~6倍程度が目安になります。単純に再リース料金が1万円なら3万円~6万円で買取れるということです。
買取る場合、ある程度まとまった費用は必要になりますが、ビジネスフォンが自社の所有物になるので、毎月のリース料金の支払いが不要になるのはもちろん、状況に応じて売却や譲渡といった対応も可能になります。
現状のビジネスフォンの状態が良く、機能性や操作性でまったく問題なく利用でき、かつ買取り費用が支払えるときは、思い切って買取ってしまうのも選択肢として考えられます。
ただし、リース会社によって買取りできる・できないなどの対応が異なるので、まずはリース会社に確認が必要です。
4-3. 中古ビジネスフォンの購入
現在のビジネスフォンを入れ替えたいという場合、最新ビジネスフォンで新たにリース契約を結ぶこともできますが、1円でも安く導入したいときは、中古ビジネスフォンの購入がおすすめです。
中古ビジネスフォンはリース契約ができないため、現金購入のみになりますが、かなり格安な価格でビジネスフォンを購入することができます。
- 中古ビジネスフォンっていくらくらいが相場なの?
- 中古ビジネスフォンは年式や機器の状態によって大きく価格は変動しますが、基本は中古品なので、新品ビジネスフォンの1/4~1/5程度の価格で購入できます。
ただし中古ビジネスフォンは新品と比較すると、やはり見た目や機能性に劣る部分は実際にあります。
しかし、多くの販売代理店は
- 商品の選別
- クリーニング
- 動作チェック
以上の工程を行って販売しているので、新品と同様に利用が可能です。
OFFICE110では、多数の中古品の中から新品と比べても遜色のないS級品を選抜したうえで、徹底した内部洗浄・外部洗浄・部品交換を施したのち、入念な動作チェックした製品を取り扱っています。
それ以外に故障したときの保証に関しても、中古ビジネスフォンは保障が受けられないと考えられがちですが、OFFICE110では機種で異なりますが、1年~業界最長5年の保証をお付けしています。
4-3-1.中古ビジネスフォンを格安で購入したいなら「OFFICE110」までご相談を
中古ビジネスフォンを格安価格で提供している代理店は多いですが、より格安で購入したい方はOFFICE110のキャンペーンが注目です。
現在、以下のキャンペーンを開催しており、最安0円で中古ビジネスフォンが購入できます。
- ビジネスホンまるごと0円
- 中古ビジネスフォン&中古複合機W超得ゼロ円キャンペーン
- 起業・オフィス開設支援キャンペーン
- ビジネスフォン買い替えで最大50%OFF
中古ビジネスフォンも全メーカーの全ての機種を取り揃えていますので、ご利用ニーズに合わせて最適なモデルを見つけていただけます。中古ビジネスフォンの購入をご検討の際は、ぜひ一度「OFFICE110 中古ビジネスフォン」をご覧ください。
どの選択肢がおすすめなのか?状況に応じた対応がベスト
- リースしているビジネスフォンのリース期限が迫ってきたとき、実際どの選択肢がベストですか?
- リース期限が満了したときの対応は、現在のビジネスフォンの状態や利用している状況に合わせて選ぶのがベストです。対応例を一部ご紹介します。
【リース期限が近付いたときの対応例】
- 現在の機種が操作性を含めて全く問題なく使える ➡ 再リースでOK
- 現在の機種に不具合があり、できるだけ安く機種を入れ替えたい ➡ 中古ビジネスフォンの購入がベスト
- 現在の機種が全く問題なく使えて、予算にも余裕がある ➡ 再リースor買取りでもOK
- 今後、電話機の増設予定があり、機能性を向上したい ➡ 新品リース・中古の購入で入れ替え
以上はあくまでも例ですが、リース期限が迫ってきたら、現在使っているビジネスフォンの状態や利用状況、今後の予定などを考慮して、契約内容を選ぶ必要があり、かつ予算を含めて総合的に判断して決定する必要があります。
- ビジネスフォンの入れ替えに関わるリース料金や購入費用をできるだけ安くしたいという方は、OFFICE110までお気軽にお問い合わせください。
次の契約を決めるタイミングはいつ頃?
- リース期限が近付いてきたとき、次の契約はいつ頃までに決めればいいですか?
- 早いに越したことはありませんが、次の契約は遅くても1ヶ月前に決めるのが望ましいでしょう。
今回は4つの選択肢をご紹介しましたが、再リースや買取りする場合でも1ヶ月前にはリース会社に方針を伝えたうえで、契約手続きを進めなければなりません。
さらに、新たに最新ビジネスフォンで新規でリース契約を結ぶときや中古ビジネスフォンを購入する際は、新旧ビジネスフォンの入れ替え工事が必要になります。
それを考慮すると、2ヶ月前には方針を決めて契約する販売代理店などを選定して日程を調整する必要があります。
基本的にリース期間の満了が近付いたときは、リース会社からリース満了の3~4ヶ月前に書面で通知が送られてきます。
その通知が届いたら、社内で協議したうえで次の契約の方針を早急に検討しましょう。
対応が遅くなってしまうと、間違った選択をして失敗する可能性もあるので、できるだけ早い対応が望ましいです。
まとめ
ビジネスフォンをリース契約している場合、決められたリース期間を満了したときは、リース会社に返還する必要があります。
しかし、再リース契約を結ぶことで現在のビジネスフォンが継続して利用できるのです。
再リースすれば、当初契約の1/10程度のリース料で使い慣れた機種をそのまま利用することができます。
ただ、再リースは選択肢の1つであり、
- 最新ビジネスフォンで新規リース契約を結ぶ
- 現在のビジネスフォンを買取り
- 中古ビジネスフォンの購入
この3つの契約も選択肢になります。
基本的にどの選択肢も有効な契約ですが、本文でも説明した通り、現在使っているビジネスフォンの状態や今後の予定、予算を考慮して選ぶのがベストです。
現在のビジネスフォンが、状態・操作性を含めて全く問題なく利用できれば、再リースや買取りがおすすめです。
しかし、現在のビジネスフォンの状態や機能性に問題があれば、最新ビジネスフォンで新規でリース契約を結ぶか、格安の中古ビジネスフォンの購入を検討することになります。
そこで、後者の新規リースや中古品の購入を検討する際は、ぜひOFFICE110までお気軽にお問い合わせください。
「私たちが目指すのは、満足を超える感動です」をモットーに、お客さまが安心して満足できるようなビジネスフォンをお届けいたします。
サービス対応エリア
日本全国スピード対応
ビジネスフォンのご提案・サポート可能エリア
当社では、新品・中古ビジネスフォンのご提案・保守サービスを提供しております。地域によって、サービス内容や訪問可能エリアが異なる場合がございます。詳しくは、お気軽にお問い合わせください。
北海道 | 北海道(札幌) |
---|---|
東北 | 青森・ 岩手・宮城(仙台)・秋田・山形・福島 |
関東 | 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・千葉・神奈川(横浜) |
中部 | 山梨・長野・岐阜・愛知(名古屋)・静岡 |
関西 | 京都・滋賀・奈良・三重・和歌山・大阪・兵庫(神戸) |
中国 | 鳥取・岡山・島根・広島・山口 |
四国 | 香川・徳島・愛媛・高知 |
九州 | 福岡・佐賀・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄 |