ビジネスフォンは050番号で安くなるって本当?おすすめサービスをご紹介!
オフィスでの顧客対応に欠かせない“ビジネスフォン”。
限られた回線数をオフィス全体で共有できる上に、“内線”も使えて非常に便利なシステムです。
ただし、ビジネスフォンの導入・維持には多くの費用がかかります。
特に、社員数の多いオフィスほど通話料金は高くなる傾向にあります。
そこでおすすめしたいのが、ビジネスフォンのサービスとしての“050番号”。
050番号の付与されるサービスを使うことで、通話料金が60%ほど安くなった事例も。
離れた場所にある拠点間の通話、外回り中の社員との通話がすべて無料になることもあります。
そこで、今回はビジネスフォンとして050番号を採用するメリット・デメリットについてご紹介しましょう。ビジネスフォンにおすすめの050番号にも触れていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
- ビジネスフォンにも050番号は使えるの?
- ビジネスフォンで050番号を採用するメリット・デメリット
- ビジネスフォン向けの050番号を選ぶポイント
- ビジネスホンにおすすめの050番号”OCNドットフォン オフィス”
- まとめ
ビジネスフォンにも050番号は使えるの?
冒頭で“050番号”が登場しましたが、「050番号ってなに?」という方もいると思います。
そこで、まずは“050番号”とはなにか、ビジネスフォンでも使えるのかについてご説明しましょう。
050番号ってなに?
“050番号”とは、「050」から始まる独自の番号を使えるサービスのこと。
総務省の規定する“電気通信番号規則”にも記載されている信頼性の高いサービスです。
ちなみに、050番号は主に“IP電話回線”に使用されます。
IP電話とは“インターネットプロトコル(Internet Protocol)”の略称で、インターネット回線を使用したもの。従来の電話回線とは異なり、音声の他に“画像(動画)”のやり取りができるのも特徴です。
「050番号=IP電話」と認識していてもおよそ問題はないでしょう。
ビジネスフォンでも050番号は使える!
結論から申し上げると、ビジネスフォンでも050番号は使えます。
現在、ビジネスフォンで使用されている回線は主に4つ。
- アナログ回線…もっとも古くからある電話回線
- ISDN回線…デジタル信号を利用した電話回線
- IP電話回線…インターネット回線を利用したもの
- ひかり電話回線…光ファイバー回線を利用したもの
よく“IP電話回線”と“ひかり電話回線”を同一に思われますが、厳密には異なるものです。
というのも、上記の通り、ひかり電話回線は“光ファイバー”を利用しているサービスのこと。
電話会社というよりも、通信事業者(または、その他の事業者)が提供しているサービスを指します。
ビジネスフォンで050番号を採用するメリット・デメリット
050番号は主にIP電話サービスで使われるもので、ビジネスフォンにも使えるとのことでした。
では、あえてビジネスフォンに050番号を採用するメリット・デメリットとしてなにがあるのでしょうか?
ビジネスフォンで050番号を採用するメリット
ビジネスフォンに050番号を採用するメリットを以下にまとめてみました。
月額料金が安い
ビジネスフォンに050番号を採用すると“月額料金を安く”できます。
というのも、050番号(IP電話)で使用されるインターネット回線は、電話回線よりも維持コストが低いもの。
通信事業者としての負担が少ないので、電話回線を使用したサービスよりも月額料金が安いのです。
その上、インターネット回線とIP電話を一緒に申し込むと、さらに割引になることもありお得です。
通話料金が安い
“通話料金が安い”というのもビジネスフォンの050番号ならではです。
例えば、NTTの“OCNドットフォン”の通話料金は全国一律8円/3分(固定電話)。
契約者同士であれば距離に関係なく無料で国内通話ができます。
海外での通話料金がお得になる050番号もあり、拠点間が離れていても安心です。
導入方法が簡単
ビジネスフォンに050番号を使用するのは“導入方法が簡単”でもあります。
050番号(IP電話)はインターネット回線を使用しているので、既存のネット回線で対応できるため。また、サービスによっては既存のビジネスフォンの設備を活用でき、工事費用を抑えられるためです。
最近では“クラウドサービス”も登場し、携帯端末(スマホ)がビジネスフォンの代わりにもなり便利です。
ビジネスフォンで050番号を採用するデメリット
ビジネスフォンで050番号を採用するデメリットを以下にまとめてみました。
一部の通話料金が高い
ビジネスフォンに050番号を採用すると“一部の通話料が高くなる”ことがあります。
先述した通り、050番号(IP電話)はインターネット回線で音声通話をするというものです。
050番号同士では非常にお得なのですが、電話回線からの着信に関しては通話料金が高い傾向に。
また、一般の携帯端末に対しては着信・発信ともに通話料金が高い傾向にあり要注意です。
停電時は利用できない
“停電時は利用できない”というのも、ビジネスフォンに050番号を使用するなら注意したいところ。
実は、電話回線(アナログ回線)では、回線側から電話機側に電圧を供給しています。
電圧が常に供給されているので、災害などで停電になっても電話回線なら問題なく通話できるのです。
その点、インターネット回線には電圧が供給されていないので、停電だと050番号は使えない訳です。
一部の番号に発信できない
ビジネスフォンで050番号を使用すると、“一部の番号に発信できない”ことが。
例えば、110番・118番・119番などの緊急通報、104番・115番などの3桁番号サービス。
050番号を提供する通信事業者と、提携していない通信事業者との通話ができないこともあります。
050番号(IP電話)のサービスごとに対象が異なるので、あらかじめ確認しておくのがいいでしょう。
ビジネスフォン向けの050番号を選ぶポイント
停電時は利用できないなどのデメリットはあるものの、ビジネスフォンに050番号を採用するのは魅力的です。
では、実際にビジネスフォンに050番号を採用するとして、IP電話サービスを選ぶポイントをご紹介しましょう。
安さだけで選ばない
まず、ビジネスフォンに050番号を採用するとして、安さだけでは選ばないことをおすすめします。
“安さ”には常に理由があり、値段を抑えるために重要なサービスまで削減していることも。
反対に、少し割高でも値段に見合ったサービスであれば、満足して使い続けられます。
「安いだけだった…」とならないよう、サービスを重視した上で各通信事業者を比較しましょう。
プロバイダーと合わせる
次に、プロバイダーと合わせて考えると、ビジネスフォンとして満足のできる050番号を選べます。
050番号(IP電話)はインターネット回線を使用しているので、どうしてもプロバイダーが関係してきます。
プロバイダーと通信事業者を分けることもできますが、同じにした方が月額料金などはお得です。
契約中のプロバイダーのサービスから確認した上で、他の通信事業者も検討するのがおすすめです。
他の回線も検討する
最後に、ビジネスフォンでは050番号(IP電話)だけでなく、他の回線も検討しましょう。
050番号にも得意・不得意があり、すべての用途で最高の選択肢とは言えません。
ビジネスフォンの用途によっては、アナログ回線やISDN回線の方が向いていることもある訳です。
「050番号でないと…」とはならず、ビジネスフォンをどう活用したいのかから考えるのがいいです。
ビジネスホンにおすすめの050番号“OCNドットフォン オフィス”
各通信事業者はビジネスホンに向いている、様々な050番号(IP電話)を提供しています。
では、数あるサービスの中からおすすめする、NTTの“OCNドットフォン オフィス”についてご紹介しましょう。
料金プランがお得
“OCNドットフォン オフィス”とはNTTの提供する050番号の使えるIP電話サービスのことです。
小規模オフィスから中規模・大規模オフィスまで、幅広く想定したサービスで基本料金の安さが魅力。
“OCNドットフォン オフィス”の基本料金は2chで月額700円、4chで月額1,400円と非常にお得です。
その上、追加番号も1番号あたり月額50円(最大200番号/ch)と気軽に追加できます。
一般電話も全国一律8円/分
“OCNドットフォン オフィス”から一般電話(固定電話)との通話料金は全国一律8円/3分。
携帯端末との通話料金は事業者にかかわらず16円/分と、外回り中の社員とも気軽に通話できます。
また、NTTのモバイル向けIP電話サービス“050 for Biz”なら距離に関係なく通話料金は無料です。
オフィス内では“OCNドットフォン オフィス”を、オフィス外では“050 for Biz”との使い分けが便利です。
移転しても番号は変わらず
“OCNドットフォン オフィス”はIP電話サービスなので拠点を移動しても番号はそのままです。
一般的な電話回線(固定電話)は地域ごとに“市外局番”が設定されています。
その為、市外に拠点を移動すると、移動先の市外局番を取得しなおす必要が。
その点、“OCNドットフォン オフィス”であれば「050」から始まる同じ番号を使い続けられます。
まとめ
今回は、ビジネスフォンの導入・維持にかかる費用をお得にできる“050番号”についてまとめてみました。
“050番号”は主にインターネット回線を使用する“IP電話”で採用されている番号のこと。
電話回線に比べてインターネット回線は設備などの維持コストが低く、基本料金や通話料金は安めです。
その上、既存のインターネット回線、設備で代用できることもあり導入にかかる工事費用も節約できます。
ただし、050番号(IP電話)にはメリットばかりではなく、いくつかのデメリットも。
110番・118番・119番などの緊急通報に発信できない、一部の回線と通話できないことがあります。
また、電話回線とは異なり、インターネット回線は停電時に一切の通信ができないことも要注意です。
050番号のメリット・デメリットを理解した上で、他の回線と比較しながら検討するのがいいでしょう。
ちなみに、OFFICE110ではIP電話を始め、様々なビジネスフォンの導入をサポートしています。
「IP電話(050番号)でいいのか不安…」という方は、ぜひOFFICE110にご相談ください。
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