MDFは「Main Distributing Frame」の略で、主配線盤(しゅはいせんばん)と訳されます。
電話局や集合住宅・オフィスビル等に設置される、通信線路(電話回線や、インターネット回線)の集線盤です。
ビルなどの集合施設の場合、NTTは電話回線を各部屋用に毎回引き込むのではなく、その建物に応じた配線数をたくさん準備し、まずはその配線を制御盤のような物まで引き込みます。
その建物に設置された、電話回線が集められている盤がMDFと呼ばれるものになります。
MDFには建物のすべての配線が引き込まれているので、通常は鍵がかけられています。
そのため、注意していただきたいのが、工事当日に鍵が空いていないと、工事が出来ない場合があるということです。
工事の際はビルのオーナーの方に確認をする必要があります。