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【図解】クラウドPBXとは?仕組みやメリット・デメリットを簡単解説【お役立ち情報】 | OFFICE110

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【図解】クラウドPBXとは?仕組みやメリット・デメリットを簡単解説

【図解】クラウドPBXとは?仕組みやメリット・デメリットを簡単解説

クラウドPBXとは、従来のビジネスフォンの機能をインターネットを介して利用できる、最新の電話システムです。

オフィスの外でも社員のスマホを使って会社番号での発着信や、離れた拠点で働く社員同士での内線通話が可能で、電話業務の効率アップ通話コスト削減が実現します。

テレワークなど自由な働き方が主流となった近年、クラウドPBXは数多くの企業で導入が進んでいますが、中には以下のような疑問をお持ちの方も多いでしょう。

  • クラウドPBXは具体的にどんな電話システムで何ができるの?
  • クラウドPBXにはデメリットや注意点はないの?
  • 初期費用やランニングコストはいくらくらいかかる?
  • 導入して失敗しないためには、どうやってサービスを選んだら良い?

そこで今回は、クラウドPBXの基本情報から選び方、おすすめサービスまで徹底解説します。

今のオフィスに縛られる電話業務に課題を感じている方既存システムの見直しを検討している方、そして自社に最適なサービスを導入したい方は最後まで必見です。

この記事の目次

  1. クラウドPBXとは?初心者向けにわかりやすく解説

  2. クラウドPBXを導入する5つのメリット

  3. クラウドPBXを導入する4つのデメリット

  4. クラウドPBXの料金相場とは?

  5. クラウドPBXの導入で失敗しないための選び方

  6. 【企業の規模別】おすすめクラウドPBXサービス6選!

  7. まとめ
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クラウドPBXとは?初心者向けにわかりやすく解説

クラウドPBXは、利便性・機能性が高い画期的な電話システムとして近年注目されています。

しかしクラウドPBXについてよくわからないまま導入をすると、機能をうまく使いこなせなかったり、コストが高くなったりと損をしてしまう可能性があります。

そこでまずは、クラウドPBXの仕組みやビジネスフォンとの違いをわかりやすく解説します。

クラウドPBXとはどんな電話システム?

クラウドPBXとは

クラウドPBXとは、クラウド上に「PBX(主装置)」の機能を構築し、インターネット回線を利用してビジネスフォンの機能を利用できる電話システムです。

従来のビジネスフォンの場合、社内に物理的な主装置を設置し、その主装置と有線接続した電話機しか利用できなかったため、電話業務はオフィスに縛られていました。

しかしクラウドPBXでは主装置をクラウド上に設置することで、インターネットを活用した場所を問わない電話環境が実現。

具体的にいうと、オフィスの外でも社員のスマホで会社番号の発着信ができたり、社外にいる社員同士や離れた拠点同士でも無料で内線通話が可能になります。

そもそも「PBX」って何?

「PBX」とはPrivate Branch Exchangeの略で、オフィス内に設置する「電話交換機」です。

PBXを設置することで、複数の電話回線を集約し、外線と内線との接続や内線同士の通話をコントロールできるようになります。

PBXの主な機能は、以下のとおりです。

  • 外線との発着信の制御
    代表番号(親番号)と他の電話番号(子番号)を紐づけて、発着信を制御する機能
  • 内線同士の通話
    PBXを介して内線同士で通話ができる機能で、通話料金は発生しない
  • 代表番号着信機能
    代表番号への着信を特定のグループの電話機に振り分けたり、グループ内の電話機から代表番号で発信できるようにしたりする機能
  • 転送機能
    不在中や通話中の場合に、他の電話機やモバイル端末に転送する機能
  • パーク保留機能
    保留中の電話を他の電話機で取り次げる機能
  • ダイヤルイン機能
    契約している電話番号以外に、複数の電話番号を追加できる機能

クラウドPBXと従来のビジネスフォンの違い

従来のビジネスフォンとクラウドPBXの違い

従来のビジネスフォンは、メタル回線(アナログ回線・ISDN回線)や光回線を利用する電話システムで、社内に必ず「主装置」を設置し、各電話機と接続します。

一方でクラウドPBXは、PBXの機能をクラウド上に構築することで、インターネットに接続してビジネスフォンの機能を利用できるサービス。

場所に制約のない電話環境が実現するほか、電話機(SIPフォン)だけでなく、社員のスマホやPC、タブレットなどでも利用できる点も大きな違いです。

クラウドPBXと従来のビジネスフォンの違いを簡単にまとめると、主装置(PBX)を社内・クラウドのどちらに設置するかと、電話専用回線・インターネット回線のどちらを利用するかですね。

クラウドPBXの種類

クラウドPBXは、大きく以下の2種類に分けられます。

機器設置型

オフィス内に「専用アダプター(VoIPゲートウェイ)」や「IP-PBX」を設置するタイプのクラウドPBXです。

VoIPゲートウェイは、電話回線とインターネット回線を中継する役割を持つ機器で、導入することにより、既存の電話番号を維持しながらIP回線網を構築できるようになります。

またIP-PBXは、自社内で設置・管理が必要なインターネット接続ができるPBX(主装置)で、例えば既存のビジネスフォンと併用したい場合に必要不可欠です。

完全クラウド型

完全クラウド型は、上記で説明したような機器設置は完全不要で、サービスがクラウド上で完結するクラウドPBXです。

インターネット環境さえあればすぐに利用できるため導入がスピーディですが、サービスによっては今の電話番号が引き継ぎできなかったり、通話品質が良くなかったりと注意点もあります。

クラウドPBXの種類別の構成図は、以下の記事でも詳しく解説していますのでご覧ください。

【初心者向け】クラウドPBXの構成図を解説!ビジネスフォンと比較

クラウドPBXを利用できる端末

従来のビジネスフォンでは、固定電話機のみを利用しますが、クラウドPBXでは、インターネット接続のできる以下のような端末も、ビジネスフォンとして利用できるようになります。

  • スマホ
  • PC
  • タブレット
  • IP電話機(SIPフォン)

スマホ・PC・タブレットには専用ソフト(アプリ)をインストールするだけで、SIPフォンの場合はLANケーブルを使って接続します。

スマホは、外回り営業・外出・出張が多い会社や、テレワークを本格化したい会社に最適。

PCはお問い合わせ窓口やコールセンター業務で利用されることが多く、タブレットはオフィスの受付システムにも便利です。

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クラウドPBXを導入する5つのメリット

クラウドPBXのメリット

クラウドPBXを導入するメリットは、大きく以下の5つです。

  1. オフィスの外でも会社番号で発着信できる
  2. 場所を問わずに内線通話可能で通話料を削減できる
  3. 電話機や配線工事が不要で初期費用を抑えられる
  4. 増設・移設・オフィスのレイアウト変更を柔軟にできる
  5. ビジネスフォン以上に多機能で業務効率化につながる

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

オフィスの外でも会社番号で発着信できる

クラウドPBXを導入するメリットは、オフィスの外でも会社番号で発着信できることです。

従来のビジネスフォンでは、会社番号を使った電話業務はオフィス内でのみ可能で、オフィス外で対応する際は、携帯電話や自宅電話へ転送してもらう必要がありました。

また、会社外から電話をする際も携帯電話を使うため、相手には「090」「080」などの携帯番号が表示され、場合によっては出てもらえないケースも。

さらに個人の携帯を使うと、電話番号を知られて非番のときにかかってくる恐れがあったり、通話料が割高になったりするデメリットも発生します。

しかしクラウドPBXなら、インターネット回線が使えるところであれば、場所を問わずに会社番号で発着信できるようになります。

代表番号が通知されるため信用されやすく、個人の携帯番号を教える必要がないことで仕事とプライベートをしっかり分けられるのも大きなメリットです。

また、オフィス外でも会社番号で発着信できるため、テレワークも導入しやすくなります。

さらに、災害など緊急時でオフィスが使えない場合も、インターネットにつながっていれば電話業務を継続できるため、BCP対策にも効果的です。

場所を問わず内線通話可能で通話料を削減できる

クラウドPBXを導入すると、場所を問わず内線通話可能で通話料の削減ができます。

従来のビジネスフォンでは、オフィス外の社員と連絡を取りたい場合、外線通話をする必要がありました。

また拠点の異なる社員同士も、VPNを使って無料内線通話ができるようシステムを構築していない限り、外線をかけることになります。

一方クラウドPBXなら、オフィス内外を問わず離れた社員同士や複数の離れた拠点間でも、無料の内線通話が可能です。

クラウドPBXに接続している端末同士の通話はすべて内線通話となり、通話料を大幅に削減できます。

また、外出中の社員に電話を取り次ぐために転送機能を利用する機会の多い会社は、転送料と転送時の通話料を削減できてたいへんお得です。

電話機や配線工事が不要で初期費用を抑えられる

クラウドPBXは、電話機や配線工事が不要で初期費用を抑えられることもメリットです。

クラウドPBXではスマホやPCなどさまざまな端末を電話機として利用できます。

たとえば社員のスマホ・PCを業務利用できれば、法人携帯の貸与なども不要となるため、電話機の導入コストを大幅に抑えられます。

さらに従来のビジネスフォンでは機器類の設置や配線工事が必要でしたが、クラウドPBXではそれらも不要で工事費はかかりません。

増設・移設・オフィスのレイアウト変更を柔軟にできる

クラウドPBXは、増設・移設・オフィスのレイアウトを柔軟に変更可能です。

クラウドPBXの場合、利用端末の増減はアカウントの設定をするだけで簡単に行えます。

電話機を使用するわけではないため、利用端末の増減によるコストを最小限に抑えられます。

たとえば、繁忙期に利用端末を数ヶ月間限定で増やすなど、フレキシブルな使い方も可能です。

また移設に関しても、設置している機器を移転先に持っていき、接続するだけで簡単に行えます。

従来のビジネスフォンのように、大がかりな配線工事は必要ないため、オフィスのレイアウト変更にも柔軟に対応できます。

ビジネスフォン以上に多機能で業務効率化につながる

クラウドPBXは、ビジネスフォン以上に多機能で業務効率化につなげれます。

クラウドPBXでは、ビジネスフォンの基本機能をすべて使えるだけでなく、クラウド化によりさらに便利に利用できるようになります。

たとえばオフィスが無人の場合でも、オフィスだけでなくスマホにも着信が来るため、電話の取りこぼしを防げます。

また土日祝日や営業時間外でも、状況に応じて受電するなどフレキシブルに働けるのもメリットです。

クラウドPBXでは、クラウドサービスならではの以下のような機能も使えます。

  • 勤怠管理機能
  • ネットFAX
  • 通話録音機能
  • IVR(自動音声対応)
  • CTI(顧客情報表示)

これらの機能を標準またはオプションで使え、業務効率化を図れるのは、ビジネスフォンにはないクラウドPBXならではのメリットです。

クラウドPBXを導入する4つのデメリット

クラウドPBXのデメリット

クラウドPBXには多くのメリットがありますが、少なからずデメリットもあるため、導入前に確認しておくことが大切です。

クラウドPBXを導入する際のデメリットとしては、以下の4つです。

  1. サービスによっては電話番号の引き継ぎができない
  2. 通信環境によっては通話品質が低下する恐れがある
  3. 機器の設置や回線の新規契約が必要な場合がある
  4. 使い方によってはランニングコストが高額になる恐れも

そこでここからは、クラウドPBXの4つのデメリットについて解説します。

サービスによっては電話番号の引き継ぎができない

クラウドPBXを導入する際は、サービスによっては電話番号の引き継ぎができない点に注意しましょう。

クラウドPBXでは、基本的に市外局番・フリーダイヤル・050番号を利用できます。

しかし、クラウドPBXのサービスによっては市外局番を利用できず、フリーダイヤルと050番号のみに対応している場合があります。

具体的には、機器設置型では電話番号の引き継ぎができますが、完全クラウド型ではできないケースが多いため注意が必要です。

また、引き継ぎできるNTTの市外局番は、以下の3種類です。事前に確認しておきましょう。

  1. NTTで取得したアナログ回線の電話番号
  2. NTTで取得したひかり電話
  3. NTTで電話番号を取得したのち、他の通信会社に番号ポータビリティしたケース

電話番号の引き継ぎができない場合は、新規で050番号などを発行が必要です。

また、ビジネスにおいて市外局番の方が有利な場合があることや、電話番号を変更する際に手間がかかることなども考慮に入れて慎重に検討しましょう。

通信環境によっては通話品質が低下する恐れがある

クラウドPBXは、通信環境によっては通話品質が低下する恐れがあります。

クラウドPBXの通話品質(音質)は、インターネット環境に依存します。

インターネットの通信状況によっては、音質が不安定になる場合も考えられます。

従来のビジネスフォンと同等の音質を求める場合は、オフィスのインターネット環境を見直すとよいでしょう。

またオフィス外で利用する際も、通信状況が通話品質に影響を与えることを踏まえて、インターネット環境が整っている場所を選ぶようにしましょう。

機器の設置や回線の新規契約が必要な場合がある

クラウドPBXは、機器の設置や回線の新規契約が必要な場合があることも考慮しておきましょう。

完全クラウド型の場合は、インターネット環境さえあれば契約してすぐに使えるようになりますが、そうでない場合はアダプター(VoIPゲートウェイ)やIP-PBXの設置が必要なケースがあります。

また機器設置型の場合は、光回線とひかり電話の契約も必要です。

ただし、これらの設備が必要なサービスは、完全クラウド型と比較して通話品質が優れている傾向にあるため、安定した通話品質で通話したい場合は機器設置型のクラウドPBXがおすすめです。

使い方によってはランニングコストが高額になる恐れも

クラウドPBXを導入すると、使い方によってはランニングコストが高額になる恐れがあることもデメリットのひとつです。

クラウドPBXは、PBX(主装置)の設置や配線工事が不要で、初期費用がほとんどかからないのが魅力ですが、月額料金が発生します。

基本的に月額料金は数千円程度ですが、人数や利用端末の台数に応じてライセンス料が発生するなど、料金体系はベンダーにより異なります。

また、自社に必要な機能が標準装備されていないケースでは、別途オプション料金が発生し、思っていたよりも割高になることも。

そのため「月額料金〇円~」とある場合は、オプション料金やライセンス料なども含めて、トータルで計算しましょう。

クラウドPBXのメリットデメリットについては、以下の記事でも解説していますので、あわせてご覧ください。

クラウドPBXの7つのメリット・4つのデメリットを解説【初心者向け】

クラウドPBXの料金相場とは?

クラウドPBXの初期費用・ランニングコスト

従来のビジネスフォンとクラウドPBXでは、料金体系が大きく異なります。

ここでは、クラウドPBXを導入する際の料金相場を、初期費用とランニングコストに分けて解説します。

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)は、0円~5万円が相場です。

回線数やサービスによって初期費用に差が出ますが、PBX機器や工事料金が必要な従来のビジネスフォンでは数十万円かかることを考えると、導入しやすいサービスだといえます。

別途SIPフォンや端末を購入する場合は、1台あたり数万円の初期費用が発生します。

なお、弊社の提供する「OFFICE PHONE」では通常24,800円の初期費用がキャンペーン中につき0円です。既存の端末を使用する場合は、端末購入費用も発生しないため、初期費用0円での導入が可能です。

クラウドPBXのランニングコスト

クラウドPBXのランニングコストは、規模や料金プランにもよりますが、1,000円~数万円くらいが相場です。

実際は1回線あたり1,000円くらいのケースが多いですが、オプションの有無により月額料金に差が出ることがあります。

そのため、ランニングコストをできるだけ抑えたい場合は、自社に必要なオプション機能を見極めることが大切です。

ベンダーのなかには、さまざまなオプションを無料で提供しているところもあるため、複数のサービスを比較する際に注目するとよいでしょう。

クラウドPBXの導入で失敗しないための選び方

クラウドPBXの選び方

クラウドPBXの導入で失敗しないためのポイントは、以下の4つです。

  1. サービスや機能が希望に沿っているか確認する
  2. トータルコストが予算内か確認する
  3. 導入実績・口コミやサポート面を確認する
  4. 通話品質(音質)や実際の使用感を確認する

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

サービスや機能が希望に沿っているか確認する

クラウドPBXの導入で失敗しないために、サービスや機能が希望に沿っているかを確認しましょう。

サービスによっては電話番号を引き継げないケースがあるため、既存の電話番号を引き継ぎたい場合は、電話番号引き継ぎ可能なサービスを選ぶようにしましょう。

また、サービスによって利用できるアカウント数・チャネル数に限度があるため、自社の規模に合っているか確認することも重要です。

将来的に事業を拡大する可能性があれば、その点も考慮に入れつつ、自社の規模に合ったサービスを選びましょう。

クラウドPBXを導入することで改善したい業務があれば、そのための機能が使えるか、オプションで追加できるかも確認してください。

同じ名称の機能でも、サービスによって具体的な内容や操作方法が異なる場合もあるため、自社のニーズに合っているか詳細を知ることも大切です。

トータルコストが予算内か確認する

クラウドPBXの導入で失敗しないために、トータルコストが予算内か確認することも選ぶ際にポイントのひとつです。

クラウドPBXは、初期費用・月額料金・オプション料金が発生します。

利用する人数や必要な機能を含め、自社の規模に応じてトータルコストは変わります。

そこで、複数の候補を決めたら、実際に利用することを想定してできるだけ正確な見積もりを出してもらうとよいでしょう。

初期費用に差が出る場合でも、中長期的なトータルコストを踏まえて検討し、予算内に収まるかを確認することが重要です。

導入実績・口コミやサポート面を確認する

クラウドPBXの導入で失敗しないために、導入実績・口コミやサポート面を確認することも大切です。

クラウドPBXのベンダーやサービスは数多く、サービス内容・品質も異なります。

安心して利用できるかどうか判断するために、契約する前に導入実績・口コミを確認するようにしましょう。

自社と同じような規模・業種の導入実績が豊富にあるか、口コミ評判で気になることはないかなどを確認します。

また、サポート体制は整っているかも重要なポイントです。

どのようなアフターフォローをしてくれるのか、事前にしっかりと確認しておきましょう。

担当者のレスポンスの速さなど、対応の仕方に問題があれば、導入後のトラブルにすぐに対応してもらえないリスクがあります。

通話品質(音質)や実際の使用感を確認する

クラウドPBXの導入で失敗しないために、通話品質(音質)や実際の使用感を確認することも重要なポイントです。

通話品質に関しては、インターネットの通信状況が影響するケースが多いため、導入前に各社が提供しているトライアルを活用することをおすすめします。

実際にオフィスで利用してみて、問題なく使えるか、操作のしやすさはどうかなど使用感も含めて確認するとよいでしょう。

オフィス内だけでなく、外回りやテレワークのスタッフにも試してもらい、各スタッフの感想を参考することも大切です。

場合によっては、自社のインターネット環境を見直す必要もあるでしょう。

弊社の提供する「OFFICE PHONE」は、ビジネスフォンと同等の通話品質を誇ります。無料トライアルも実施しておりますので、導入前に通話品質や使用感をチェックしたい方はトライアルをぜひ一度お試しください。

【企業の規模別】おすすめクラウドPBXサービス6選!

クラウドPBXには数多くのサービスがあるため、どれにすればよいか迷ってしまうでしょう。

ここでは、中小企業向けと大企業向けに分けて、おすすめクラウドPBXサービス6選をご紹介します。

中小企業向けのクラウドPBX

中小企業向けのおすすめクラウドPBXは、以下の3つです。

  1. OFFICE PHONE
  2. モバビジ
  3. CLOUD PHONE

それぞれのサービスの特徴をご紹介します。

低価格×高品質!『OFFICE PHONE』

OFFICE PHONE

『OFFICE PHONE』は、株式会社ベルテクノスが提供するクラウドPBXサービスです。

業界最安値のリーズナブルな料金設定でありながら、音声品質はビジネスフォンと同等のハイクオリティを誇ります。

コールセンター業務でも快適に利用できるレベルです。

OFFICE PHONEの基本情報
初期費用 24,800円→只今キャンペーン中につき0円
料金プラン 月額料金3,400円~
ライセンス料金(端末1台あたり)98円~
主な機能 通話録音機能/タブレット受付システム/クラウド勤怠管理システム/ネットFAX/CTI(顧客情報表示)/名刺管理/グループウェア機能
無料トライアル あり

導入時のコスト0円!『モバビジ』

モバビジより画像引用(画像引用:モバビジ クラウドテレコム株式会社

『モバビジ』は、クラウドテレコム株式会社が提供するクラウドPBXです。

初期費用・初月の月額費用が無料で、導入時にコストがかかりません。

総務省判定基準「クラスA」の業界最高峰の音声通話品質で、導入事例は5,000社以上を誇ります。

モバビジの基本情報
初期費用 無料
料金プラン 月額料金4,950円(税込)
モバビジアプリ 385円(税込)/台
主な機能 0ABJ番号/着信/発信/グループ着信/保留転送/発信番号の選択/クラウド電話帳/テキストチャット/音声ガイダンス/着信優先機能
無料トライアル あり

中小企業の導入実績豊富!『CLOUD PHONE』

CLOUD PHONE/株式会社Wiz(画像引用:CLOUD PHONE 株式会社Wiz

『CLOUD PHONE』は、株式会社Wiz(ワイズ)が提供するクラウドPBXです。

固定電話と変わらない安定した音質で、総務省基準をクリアしています。

中小企業を中心に、3,000社以上の導入実績を誇ります。

CLOUD PHONEの基本情報
初期費用 無料
料金プラン 1アカウント 550円(税込)
選べる番号料金 050番号330円(税込)/市外局番1,100円(税込)/0120番号2,200円(税込)
※各1番号
管理システム 7,150円(税込)
主な機能 スマホで会社番号受発信/スマホで内線通話/外出先への転送電話/管理画面から各種設定/通話録音機能/複数の番号契約/自動ガイダンス/SMSの自動送信/IVR機能
無料トライアル あり

大企業向けのクラウドPBX

大企業向けのおすすめクラウドPBXは、以下の3つです。

  1. MOT/PBX
  2. ひかりクラウドPBX
  3. MiiTel

それぞれのサービスの特徴をご紹介します。

音声品質業界No.1!『MOT/PBX』

MOT/PBXより画像引用(画像引用:MOT/PBX 株式会社バルテック

『MOT/PBX』は、株式会社バルテックが提供する次世代型ビジネスフォン(IP-PBX)です。

MOTシリーズの累計導入実績は27,000社以上で、内線数2,200を超える大企業まで対応可能。

15年以上の開発研究により、業界No.1の音声品質を誇ります。

MOT/PBXの基本情報
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
※現金購入・クレジット・リース・レンタルに対応
主な機能 スマートフォンの内線化/パソコン電話/インターネットFAX/顧客情報の表示(CTI)/自動音声案内(IVR)/通話録音/iPad受付/ビジネスチャット
無料トライアル あり

安心のNTT品質!『ひかりクラウドPBX』

ひかりクラウドPBX NTT(画像引用:ひかりクラウドPBX NTT

『ひかりクラウドPBX』は、大手通信事業者NTTが提供するクラウドPBXサービスです。

既存システムを持っている大企業でも、段階的に導入できます。

ICT環境をまるごと任せられる「まるらくオフィス」の活用も可能です。

ひかりクラウドPBXの基本情報
初期費用 24,750円
料金プラン 10IDパックプラン:20,955円
20IDパックプラン:34,595円
30IDパックプラン:68,750円
主な機能 グループ着信機能/転送機能/留守番電話機能/発信規制/マルチライン機能
無料トライアル 2週間/30IDまでの内線通話(スマートフォン用20ID分、ソフトフォン用10ID分)

スタートアップから大企業まで!『MiiTel』

MiiTel 株式会社RevComm(画像引用:MiiTel 株式会社RevComm

『MiiTel』は、株式会社RevCommが提供するAI搭載型のクラウドIP電話です。

スタートアップから大企業まで、累計導入社数約1,950社を誇ります。

営業・インサイドセールスから電話窓口・コールセンターまで、さまざまな用途での実績があります。

MiiTelの基本情報
初期費用 0円
料金プラン 5,980円/ID(税抜)
※年次契約の場合の月額料金
主な機能 IP電話/自動録音/文字起こし/通話のスコアリング/IVR・待ち呼/キューイング/SFA・CRM連携/スマホアプリ
無料トライアル 記載なし

まとめ

クラウドPBXは、クラウド上にあるPBX(主装置)を使って電話業務を管理する電話システムのことです。

クラウドPBXには、インターネットを利用するクラウドサービスならではの以下のようなメリットがあります。

  • オフィスの外でも会社番号で発着信できる
  • 場所を問わずに内線通話可能で通話料を削減できる
  • 電話機や配線工事が不要で初期費用を抑えられる
  • 増設・移設・オフィスのレイアウト変更を柔軟にできる
  • ビジネスフォン以上に多機能で業務効率化につながる

ただしクラウドPBXには多くのメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。

そのため導入の際に失敗しないよう、以下の点を確認するようにしましょう。

  • サービスや機能が希望に沿っているか確認する
  • トータルコストが予算内か確認する
  • 導入実績・口コミやサポート面を確認する
  • 通話品質(音質)や実際の使用感を確認する

クラウドPBXのサービスは数多く、通話品質や使い勝手も実際に試してみないと分かりません。

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業界最安値の料金設定と、従来のビジネスフォンと同等の通話品質を両立させ、導入累計数20,000社を達成している安心してご利用いただけるサービスです。

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