【最新】クラウドPBXの電話機の種類は4つ!よくある疑問を解消
クラウドPBXでは、電話機(SIPフォン)だけではなく、スマートフォン・PC・タブレットなど様々な端末を電話機として利用できます。
新たに電話機を揃える必要がないため、導入コストを大幅に削減できるのはもちろん、電話業務のニーズに合わせて柔軟に端末を選べる点が大きなメリットです。
そこで本記事では、まずはクラウドPBXの基礎知識を解説した上で、利用できる4端末の詳細と、電話機に関するよくある質問・回答をご紹介。
さらにサービス選びで失敗しないポイントや、低コストで導入・運用できるおすすめのクラウドPBXもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
従来の電話機不要の「クラウドPBX」とは?
企業の業務効率や顧客満足度を高めるために、従来のビジネスフォンから電話機不要のクラウドPBXに移行を検討している方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
クラウドPBXは比較的新しいサービスです。
そこで安心して導入するためにも、仕組みや従来のビジネスフォンとの違いなどを把握しておく必要があるでしょう。
この章では、クラウドPBXの仕組みや基本機能も解説するため導入を検討している方は、ぜひご覧ください。
クラウドPBXの仕組み
クラウドPBXは、従来オフィス内に設置する必要があった主装置(PBX)をクラウド化することにより、場所を選ばずに電話環境を構築可能にした次世代の通信サービスです。
クラウドPBXは主装置をクラウド上で提供するサービスなので、自社に固定電話や配線を設置しなくてもスマートフォンなどのデバイスを使用できます。
これにより、会社の電話番号で発着信や転送などの機能が利用できます。
また、スマートフォンやPCなどのデバイスにアプリをインストールし、自社に専用のアダブターを設置するのみで簡単に導入できます。
- クラウドPBXは場所を問わずスマートフォンやPCなどのデバイスで利用できるため、業務の効率化やテレワークを充実させたい企業になくてはならないサービスです!
従来のビジネスフォンとの違い
従来のビジネスフォンとクラウドPBXの大きな違いは、固定電話の回線網もしくはインターネット回線のどちらを使用しているかです。
回線が異なることによって、以下の表のようにさまざまな違いがあります。
項目 | 従来のビジネスフォン | クラウドPBX(OFFICE PHONEの場合) |
---|---|---|
初期費用 | 約40万円(ビジネスフォン3台導入の場合) | 0円 |
オフィス外での通話 | 不可 | 可能 |
利用可能な端末 | ビジネスフォンのみ | スマートフォン・PC・ビジネスフォンなど |
機能 | 最低限の機能のみ | さまざまな機能が利用できる |
移転時の電話番号 | 変更が必要 | そのまま利用できる |
利用回線が違うだけで、場所・デバイス・機能など制限されていたものが縛られることなく使用できます。
また、従来のビジネスフォンでは不在時に重要な電話を逃すリスクもありましたが、クラウドPBXであれば顧客や取引先の問い合わせをどこにいてもキャッチできます。
このように従来のビジネスフォンとクラウドPBXには大きな違いがあり、業務効率や顧客満足度を高めるために多くの企業で導入されているのが現状です。
クラウドPBXの基本機能
導入前にクラウドPBXの基本機能を把握して、自社にとってどのようなメリットがあるのか確認しておきたい方もいらっしゃるでしょう。
以下にクラウドPBXの基本機能をまとめましたので、ぜひご覧ください。
- オフィス外でも内線機能が無料で利用できる
- 場所を問わず会社の電話番号で発着信ができる
- 外部からかかってきた電話を転送できる
- 顧客からの着信を適切な担当者へ振り分けできる
クラウドPBXであれば、上記の基本機能が社員のスマートフォンやPCで場所を問わず利用できます。
また、上記の基本機能以外にも便利なオプション機能が利用できるのも、クラウドPBXの魅力です。
たとえば、弊社が提供するクラウドPBX「OFFICE PHONE」では、以下のようなオプション機能を追加できます。
- 通話録音機能
- GPS勤怠管理システム
- 顧客情報自動表示システム
- ネットFAX機能
- スケジュール管理機能
- タブレット受付機能
基本機能にオプション機能を追加すれば、さらに業務の効率や顧客満足度を高められるメリットがあります。
便利機能の詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
クラウドPBXで電話機として使える端末
クラウドPBXで電話機として使える端末は、主に以下の4つです。
- スマートフォン
- PC
- タブレット
- SIPフォン(IP電話機)
次にそれぞれの端末の詳細を解説します。
スマートフォン
クラウドPBXは、Android・iPhoneともにスマートフォンを利用できます。
スマートフォンにアプリをインストールして設定し、インターネットに接続するだけでオフィス外でも会社の電話番号で発着信が可能です。
また、近年では社員が所有している私物のスマートフォンやパソコンを業務に使用する、BYOD(Bring Your Own Device)が注目されています。
社員も使い慣れたスマートフォンをビジネスフォンとして使用できるため、業務を円滑にすすめられるメリットがあります。
PC
PCの場合もアプリをインストールして、クラウドPBXを利用できます。
PCは主に、顧客対応の規模が大きいコールセンターにおいて、ニーズの高いデバイスです。
画面が大きく見やすいため、クラウドPBXのオプションである顧客情報表示機能との相性も抜群です。
たとえば、顧客情報を確認しながら適切な対応をしたり、不明点があれば情報をその場で検索したりできます。
- 社員のPCを利用することも可能なため、テレワークの導入を検討している企業にも最適です!
タブレット
クラウドPBXは、タブレットでも使用できます。
タブレット画面の大きさを生かして、自社の受付窓口に設置することも可能です。
クラウドPBXを導入したタブレットを受付窓口に設置しておけば、訪問者に操作してもらい内線電話で担当者を呼び出せます。
また、タブレット受付システムを導入すれば、従業員を雇用する手間も省けるので人件費削減にも繋がります。
SIPフォン(IP電話機)
SIPフォン(IP電話機)も、クラウドPBXで利用できます。
SIPフォンは従来のビジネスフォンと同様の形状ですが、固定電話の回線網ではなくLAN配線でインターネットに接続して利用する電話機です。
SIPフォンの場合は、LAN配線から有線でクラウドPBXを利用します。
たとえば、外回りが少なく事務所にいることが多い企業では、ディスクに電話機を据え置くSIPフォンの方が、スマートフォンよりも業務効率が高くなるでしょう。
クラウドPBXの電話機に関するよくある質問
クラウドPBXの導入を検討している方の中には、既存の電話機の利用が可能か否か気になるケースもあるでしょう。
そこで、クラウドPBXの電話機に関するよくある質問に回答するため、参考にしてください。
ガラケーでも利用できる?
残念ながらクラウドPBXは、ガラケーに対応していないケースが大半です。
なぜなら、クラウドPBXはスマホやタブレットのアプリで、正常に作動するように設計されています。
そのため、ガラケーはクラウドPBX導入後に不要になってしまうケースがほとんどです。
ただし、ガラケーの中にもアプリのインストールが可能な「ガラホ」などもあるので、それらを利用すればクラウドPBXを利用できます。
詳細を確認したい場合は、導入時に事業者の担当者に確認しましょう。
既存の電話機は使えないの?
既存の電話機を、クラウドPBXで利用することはできません。
もし「従来のような置き型の電話機が使用できないと困る」と考えられている場合、LANケーブルを接続して使用するSIPフォンであれば、クラウドPBXで利用できます。
SIPフォンは、従来型のビジネスフォンと似た形をしたやや簡素なタイプの電話機で、従来型と同じように内線番号や保留ボタンがついています。
従来型のビジネスフォンが1台あたり5万円前後の価格であるのに対して、SIPフォンは1万円以下で販売されています。
ビジネスフォンとクラウドPBXは併用できる?
ビジネスフォンとクラウドPBXの併用はできます。
ただし、LANやWANを経由してIPネットワークで利用する「IP-PBX」の設置が必要となります。
- クラウドPBXの導入についてご不明な点等ございましたら、OFFICE110にお気軽にお問い合わせください。
電話に関するご質問から業務改善に関するご相談まで、専門知識豊富なスタッフがどういった内容でも承ります。
クラウドPBXを導入するメリット・デメリット
インターネット回線を利用しているクラウドPBXは、スマートフォンやPCなど自社に合ったデバイスで使用できます。
特に、従来のビジネスフォンからクラウドPBXに移行する企業や、初めて導入する方は失敗しないためにも、メリットとデメリットを把握しておく必要があります。
この章では、クラウドPBXを導入するメリットとデメリットを解説するため、ぜひ参考にしてください。
クラウドPBXのメリット
クラウドPBXを導入することによって得られるメリットには、次のようなものがあります。
どこでも会社番号の発着信と内線通話が可能
スマートフォンやPCなどのデバイスがあれば、どこでも会社番号の発着信と内線通話が可能です。
そのため、オフィス外にいても顧客や取引先からの問い合わせを逃すことはありません。
また、会社番号で発着信ができるため、社員のプライベート番号を顧客に知られずに済むメリットもあります。
頻繁に外回りをする営業会社やテレワークの導入を検討している企業は、クラウドPBXを導入すると多くのメリットが得られるでしょう。
初期費用や通話コストを削減できる
クラウドPBXの最大のメリットは、初期費用や通話コストを削減できることです。
従来のビジネスフォンでは、主装置の設置や配線工事が必要であったため、高額な初期費用がかかっていました。
しかし、インターネット回線を利用するクラウドPBXであれば、主装置の設置や配線工事は不要です。
また、クラウドPBXは拠点間通話が無料になるため、通話コストを削減できます。
- 自社で導入した場合、具体的にどのくらいお得になるのか把握したい方は、「OFFICE PHONE」公式サイトをご覧ください。
移設・増設・レイアウト変更が柔軟にできる
従来のビジネスフォンの課題であった移設・増設・レイアウト変更もクラウドPBXでは柔軟に対応できます。
特に従来のビジネスフォンの場合、PBXのキャパを超える増設をおこなうとPBXごと入れ替える工事が必須のため、時間もコストもかかります。
しかし、クラウドPBXの場合はライセンスを追加を行えば、増設の工事は不要です。
さらに、専用のアダブターを設置してアプリをインストールするだけで利用できるため、最短即日から利用可能です。
移設・増設・レイアウト変更が柔軟にできるクラウドPBXであれば、新事業を立ち上げるときや部署の移動の際もスムーズに対応できるメリットがあります。
クラウドPBXのデメリット
ここまで解説してきた通り、メリットの多いクラウドPBXですが、実はデメリットも存在します。
安心してクラウドPBXを導入するためにも、これからご紹介するデメリットもきちんと把握しておきましょう。
通信環境によっては通話品質が低下する
クラウドPBXサービスによっては、通信環境に左右され通話品質が低下する可能性があります。
通話品質が低下すると、以下のようなトラブルが生じます。
- ノイズが入る
- ピー・ブーンなどの不快音が入る
- 音声が途切れる
- お互いの音声が聞こえなくなる
通話品質が低下すると、大切なビジネスチャンスを逃してしまう可能性も考えられるため、クラウドPBXサービスは慎重に選びましょう。
今の電話番号を引き継げないサービスがある
クラウドPBXのサービスによっては、「03」や「047」など今の電話番号を引き継げないケースがあります。
引き継げない場合、新たに別の番号を取得する手間と時間が発生するのがデメリットです。
ただし、光回線を利用しているクラウドPBXであれば、今の電話番号をそのまま引き継げます。
自社の電話番号をそのまま引き継ぎたい場合は、インターネット光回線のクラウドPBXを契約するのがおすすめです。
月額制サービスによりランニングコストがかかる
クラウドPBXは従来のビジネスフォンと異なり、主装置の設置や端末の購入が不要なため、月額料金を支払って利用するサービスです。
そのため、ランニングコストがかかるのがデメリットといえます。
月額費用の一般的な相場は内線1回線あたり1,500~2,500円前後で、そのほかにオプション利用料金も発生します。
ただし、以下のように従来のビジネスフォンと比較するとクラウドPBXの月額料金は安いです。
従来のビジネスフォン | クラウドPBX(OFFICE PHONEの場合) | |
---|---|---|
月額料金 | 5,000~2万円前後 | 3,400円~ |
ライセンス料金(端末1台あたり) | – | 98円~ |
- クラウドPBXを利用すると通話料金が安く、内線も無料で使えるため、従来のビジネスフォンに比べてお得になります。
総合的に見ると、クラウドPBXはかなりコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
クラウドPBXを選ぶ際に失敗しないためのポイント
通信環境によって左右される通話品質・引き継げない電話番号・ランニングコストがかかるなどのデメリットは、導入クラウドPBXサービスによって解決できます。
この章では、クラウドPBXを選ぶ際に失敗しないためのポイントをご紹介するため、快適に利用したい方はぜひ参考にしてください。
サービスや機能が自社の希望に沿っているか確認する
クラウドPBXを選ぶ際は、サービスや機能が自社の希望に沿っているか確認することが重要です。
現在のクラウドPBXは、基本的な機能に加えてさまざまな便利機能を提供しているサービスが多いです。
そのため、自社の希望に合ったサービスが提供されているか確認してから、クラウドPBXを選びましょう。
たとえば、コールセンターを構築する際は、CTI機能やIVR機能が充実しているサービスを選ぶとよいです。
また、事業拡大の予定がある場合は、簡単に増設可能なクラウドPBXを選択するようにしましょう。
トータルコストは予算内であるか確認する
クラウドPBXは主装置の設置や配線工事が不要のため、低コストで導入できますが月額利用料金がかかります。
そのため、月額利用料金やオプション機能料金など、ランニングコストも含めたトータルコストが予算内であるか確認することが重要です。
トータルコストを予算内に収めるためには、複数のクラウドPBXサービスで相見積もりをし、自社に最適なものを選ぶのがおすすめです。
音質や使い勝手は問題ないかトライアルで試す
クラウドPBXの導入において特に重要視すべき点は、音質や使い勝手に問題はないか確認することです。
音質や使い勝手の悪いサービスを導入すると、業務に支障が生じ企業の売上も低下する可能性があります。
そのため、音質や使い勝手に問題はないか無料トライアルで試すことが大切です。
ただし、無料トライアルを実施していないクラウドPBXサービスもあるため、注意が必要です。
- 導入後に「音質が悪く業務に支障がでる」「ほかのサービスを利用すればよかった」など失敗しないためにも、無料トライアルを実施しているクラウドPBXサービスを選ぶようにしましょう。
高品質・低価格のクラウドPBXなら「OFFICE PHONE」
自社に導入するクラウドPBXは、高品質で低価格のサービスがよいとお考えの方が多くいらっしゃるでしょう。
弊社のクラウドPBX「OFFICE PHONE」は、19年の独自開発研究により国内最高レベルの高品質を評価され、累計2万社の導入実績を誇るサービスです。
また、他社にはない充実したオプション機能を提供しており、「OFFICE PHONE」を導入した企業からは大幅にコスト削減できたと、お喜びの声をいただいております。
もちろん、無料トライアル期間も3か月設けているため、音質や使い勝手などをしっかり確かめていただけますよ。
まずは、些細なご相談だけでもお気軽に「OFFICE PHONE」にお問い合わせください。
まとめ
クラウドPBXを導入する前に、使用可能な電話機を確認しておきましょう。
クラウドPBXに対応している電話機は、以下の4種類です。
- スマートフォン
- PC
- タブレット
- SIPフォン(IP電話機)
多くの企業ではスマートフォンやPCを導入しており、業務の効率や顧客満足度を高めています。
クラウドPBXを導入することにより、従来のビジネスフォン以上の機能性や利便性の高さを実感できるはずです。
導入を検討している方は、高品質で低価格のクラウドPBX無料体験できる「OFFICE PHONE」にお問い合わせください。
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