ドアホンとLAN環境で外出先でも来客対応!「外でもドアホン」とは
中規模以上のオフィスであれば受付などもあり急な来客でも問題なく対応できるでしょう。ただ、小規模オフィスや個人事業主だと全員が外出していて急な来客に対応できないことも。大きなチャンスを逃してしまう可能性があります。
そこでおすすめしたいのが「外でもドアホン(パナソニック製)」です。外でもドアホンであればLAN環境と接続するだけ。簡単なLAN工事で設置できる上に、オフィス内に誰もいなくても外出先から急な来客に対応できて便利です。
今回は、小規模オフィスや個人事業主の方におすすめしたい「外でもドアホン」について詳しくご紹介しましょう。外でもドアホンをおすすめする理由から、思わず使ってみたくなる便利な機能に至るまで解説しますので参考にしてください。
「外でもドアホン」ってなに?
皆さんのオフィスにも「ドアホン」は設置されていると思います。ただ、一般的なドアホンは来客時に室内からしか応対できません。その点、外でもドアホンであれば外出先も応対できます。
①外出中の急な来客でビジネスチャンスを逃すかも!?
一般的なドアホンだとインターホンから室内のモニターまで、子機まででしか来客に対応できません。その為、誰もいない状態では対応できないのです。営業や打ち合わせと、小規模オフィスや個人事業主だと外出する機会も多いもの。
外回りの営業活動とは異なり、オフィスへの直接の来客者は商品・サービスに興味がある証拠です。当然、直接の来客者からの方がビジネスチャンスにつながりやすいもの。外出していたために大切なビジネスチャンスを逃すこともあります。
②「外でもドアホン」とはドアホンをLAN環境に接続したもの
「外でもドアホン」とはパナソニック株式会社が開発・製造している新しいドアホンのこと。ドアホンとLAN環境(ネットワーク)を接続したもので、ネット環境さえあればどこからでも玄関先の情報(突然の来客など)に対応できます。
2013年、総務省の調査によるとLAN環境を活用している企業の割合は99.9%とのこと。光回線網に絞ってもすでに83.2%でした。ほぼ100%の企業がLAN環境を整えているのですから、外でもドアホンは導入しやすい訳です。
総務省
公式サイト:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc141220.html
③「外でもドアホン」は玄関の基本装備になる!
2012年、インターホン工業会の調査によると日本全体のドアホンの市場規模は561億円、およそ150万台にも上るとのこと。2018年現在、防犯意識の向上からさらにドアホンの需要は高まり、ほぼ全ての建築物に導入されています。
つまり、一般的なドアホン(録画機能付き)は玄関の基本装備である訳です。ただ、LAN環境のさらなる普及、防犯意識によるカメラ(防犯カメラも含む)との連携など、今後は「外でもドアホン」が基本装備となることが予想できます。
外でもドアホンをおすすめする理由
一般家庭では防犯の観点から「外でもドアホン」の必要性があります。では、オフィスや工場ではどうでしょうか?実は、ビジネスの世界にこそ外でもドアホンに求められるものが。では、外でもドアホンをおすすめする理由を見て行きましょう。
①外出先からでもスマホで来客対応できる
先述した通り、外でもドアホンはLAN環境と接続することにより外出先からでも来客対応できます。来客がインターホンを押すと情報が利用者のスマホやタブレットなどに送信され、オフィス内にいるかのように相手と会話できる訳です。
例えば、外出中に来客があれば「ちょっと外出中で…、連絡先を教えて貰えれば後で折り返しますよ」と対応が可能です。ちなみに、外でもドアホンであれば2〜4台と複数台の端末を登録でき、複数人で対応できるということです。
②カメラと連動して周囲を確認できる
外でもドアホンの機種によっては「監視カメラ」とLAN環境を連動させられるものも。オフィス内には高価な機器や機密情報などもあるのでは?万が一、空き巣被害などで機器や機密情報を盗まれでもしたら信用問題につながります。
その点、外でもドアホンと監視カメラを連動させれば、玄関先から裏口まで映像と音で確認できます。また、記録はSDカードに保存できるので証拠にも。スマホやタブレットがあればどこでも確認できるので安心して外出できます。
③セキュリティ対策に使える開閉センサーも
監視カメラの他に、外でもドアホンは「開閉センサー」と連動させることも可能です。開閉センサーとは玄関や窓などが開いたことを知らせるシステムのこと。外出中、営業時間外などに空き巣が侵入してきてもセンサーが知らせてくれます。
ちなみに、開閉センサーの他にも、温度変化に反応する「人感センサー」や異常を検知すると光と音で警告する「お知らせチャイム」などもあります。来客対応はもちろん、オフィスのセキュリティ対策にも外でもドアホンは便利なのです。
外でもドアホンには便利な機能が!
来客対応やセキュリティ対策と、LAN環境に接続した外でもドアホンはオフィス利用でも便利です。そんな外でもドアホンには他にも便利な機能があります。例えば、広角レンズや照明用ランプなど。では、各機能について見ていきましょう。
①来客者の情報を自動録画できる
一般的なドアホンと同様に、外でもドアホンでも来客の情報を画像と音声で「自動録画」できます。その上、外でもドアホンにはSDカード挿入口があり、最大3,000件までの動画(1件30秒)を録画可能です。取引先との商談中など、どうしても対応できないことはあります。外でもドアホンであれば後から来客を確認して対応できる訳です。
②広角レンズで玄関周りを広く撮れる
一般的なドアホンで良くあるのが、画角が狭いせいで来客の顔が十分に撮れていないこと。宅急便などであれば良いですが、取引先だと顔が判別できないのは問題です。その点、外でもドアホンには「広角レンズ」が採用されている機種があり、左右約170度まで捉えられます。来訪者の体格に関係なく、腰から顔までしっかり確認できるでしょう。
③高精細レンズで映像がきれい
画質が荒いせいで来訪者が判別できないというのも、一般的なドアホンでは良くあります。特に、朝方や夕方など薄暗い時間帯だと画質によっては性別さえ分からないことも。外でもドアホンには「高精細レンズ」が採用されているのが従来のアナログ映像よりも画質が綺麗です。近くはもちろん、遠くに写っている人物の顔でさえしっかり判別できます。
④照明用ランプで夜間でも確認できる
画質と同様に、一般的なドアホンは夜間になるとほとんど映像が撮れませんでした。一般的なオフィス、個人事業主の方であれば夜間の来客はないので問題ないと思います。ただ、中には夜間に関係なく来客のある業種もあるはず。実は、外でもドアホンには「照明用ランプ」が搭載されていて、夜間でも最大50cmまでであれば十分に照らしてくれます。
⑤ボイスチェンジで押し売りも回避できる
オフィスや個人事業を始めると、どこから聞きつけたのか多くの訪問販売員が訪れます。中には、しつこい押し売りのような訪問販売員も。男性であれば強い口調で追い返せても、女性だと難しいことがあります。外でもドアホンには「ボイスチェンジ」があり女性の声を男性に、低い声で「けっこうです!」と言えば大抵の訪問販売員は引き下がるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は、小規模オフィスや個人事業主の方におすすめしたい「外でもドアホン」の魅力についてまとめてみました。外でもドアホンはLAN環境に接続するだけ、スマホやタブレットなどがあれば外出先から対応ができます。
また、外でもドアホンには監視カメラや人感センサーと連動させたり、広角レンズが装備されたりと便利な機能が充実しています。ただ来客者の対応をするだけでなく、空き巣や不審者に対するセキュリティの1つとしても活用できるのです。
ただ、外でもドアホンを設置するにはLAN工事をする必要が。ぜひ、興味のある方はOFFICE110にご相談ください。LANや電話、電気など幅広い工事に対応しています。きっと皆さんの要望に合わせたプランをご提案いたします。