要注意!子機も増設・追加後は設定が必要
社員の増加やビジネスの拡大など、
ビジネスフォン子機を増やすことはよくあることです。
「子機って自分で設置できるの?」
「買ってきたら設定するだけ?」
と思っていませんか?
そんなあなたのために、
今回はビジネスフォンの子機を増設、追加することについてまとめました。
ビジネスフォンの仕組み自体についても詳しくご紹介しています。
ビジネスフォンの子機増設を検討中の人は、ぜひ一読してみてくださいね。
子機も設定が必要!
まず、今回一番の疑問
「(ビジネスフォン)子機にも設定は必要なの?」
ということに対する回答をしましょう。
子機にも設定は必要です。
ビジネスフォンは主装置と接続することで使えるようになります。
そして専門技術(資格)を持ったスタッフでないとまずできません。
これは「電気通信事業法」によって定められています。
仮にみなさんが主装置の設定を変更するとします。
場合によると、2年以下の懲役刑または50万円以下の罰金刑が課される可能性があります。
どちらにしても主装置の設定を私たちが触ることは難しいと思います。
子機の増設を検討の人は、各業者にきちんと依頼しましょう。
上記の他にも、ビジネスフォンの子機を増設、追加する際の注意点があります。
- 子機と主装置は同じメーカーを選ぶ
- 配線方法の特徴を理解する
- 主装置には接続可能数がある
子機と主装置は同じメーカー
ビジネスフォンの子機と主装置は同じメーカーのものを選びましょう。
これは、メーカーごとに互換性があまりないからです。
子機と主装置と別メーカーでは正常に動作しない可能性が高いです。
せっかく増設のために子機を購入したのに、それではもったいないですよね。
もちろん、子機と主装置が別メーカーでも問題ない場合はあります。
仮に別メーカーを選ぶ際には、各メーカーに問い合わせることをオススメします。
※互換性とは、各要素(部分)を取り替えても問題なく動作すること
配線方法の特徴
ビジネスフォンの子機は、主に2種類の配線方法によって接続されています。
- スター配線:主装置を中心として、各子機に対して配線をそれぞれ繋ぐ方法
- バス配線:主装置を始まりとして、各子機を1本の配線で繋いでいく方法
スター配線は「タコ足」、バス配線は「数珠」をイメージするといいかもしれません。
ただし!
各配線方法にはメリットとデメリットがあります。
スター配線
メリット:どれか1本の配線が遮断されても、他の子機は問題なく使用できる
デメリット:子機それぞれに対して配線が1本ずつ必要となる
バス配線
メリット:1本の配線だけと少なくてすむ
デメリット:配線トラブルはすべての子機に影響する
最近のビジネスフォンは、ほとんど「スター配線」が使用されています。
配線トラブルですべての子機が使えなくなるのはこまりますよね。
それでも中には「バス配線」を使用している場合もあります。
子機増設のついでに、配線方法を見直すのもいいと思いますよ。
主装置の接続可能数
各主装置には、それぞれ「接続可能数」が決まっています。
子機を何台まで接続できるかということです。
この接続可能数は、各主装置の側面に記載されています。
子機の増設の際にはまず確認してください。
増設したいのに、空きがないこともあるでしょう。
でも、少し待ってください!
接続可能数は、増やせる場合があります。
主装置内部に「ユニット(基盤)」を増やすことができれば可能です。
接続可能数が足りないと諦める前に、
増やせるのかを業者に確認することをオススメします。
まとめ
今回はビジネスフォンの子機を増設、追加する場合、
設定の必要があるのかどうかについてご紹介しました。
結果として、子機を増設するなら設定が必要でしたね。
そして、私たち素人が勝手に設定するのは、やめておいた方がいいでしょう。
また、子機増設の際の注意点についても見てみました。
- 子機と主装置は同じメーカーを選ぶ
- 配線方法の特徴を理解する
- 主装置には接続可能数がある
などいくつかあります。
子機の増設を検討する際には、ぜひ頭の片隅に覚えておいてください。
ここで問題なのが、「ではどこの業者に頼むのか?」
ぜひ「OFFICE110」にご相談ください!
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