電話工事/電話機設定工事
電話工事には、主に
「交換機工事」
「電話配線工事」
「電話機設定工事」
の3つがあります。
今回は、そんな中でも電話機設定工事についてご紹介しようと思います。
「設定なんて自分でできる」とお考えではありませんか?
確かに、個人自宅用の電話機であれば自分で設定するということも可能です。
ですが、会社や事務所規模の電話機設定工事となると専門知識が必要となります。
そこで、そんな電話機設定工事に必要な知識についてまとめてみました。
プロにお任せください!
とは言いますが、基本的な知識と工事に関する注意点は知っておいて損はないですよ。
電話機の設定には交換機への設定が必要!
一般的な会社や事務所の規模になると
電話機の他に「交換機」を用意する必要があります。
この交換機とはPBXと呼ばれるもので、主に社内外での通話を繋ぐ(切り替え)役目を果たしている機器になります。
でも、一般家庭の電話に必要ない交換機が
なぜ会社や事務所では必要なのか気になりますよね?
それは、主に3つの理由があるからです。
- 内線を利用するため
- 通話料を安くするため
- 回線の運用を効率化するため
①内線を利用するため
まず、内線を利用するためには、
会社や事務所内での通話を外の回線を利用せずに切り替える交換機が必要です。
仮に交換機を使用しないと、内線利用の通話も外線として繋がることになります。
②通話料を安くするため
次に、通話料を安くするためということですが、
先ほど交換機がないと内線利用のはずが外線として繋がるとご紹介しました。
つまり、それだけ通話料がかかるということです。
反対に交換機を使えば、
外線のように電話会社(NTTなど)の回線を利用しないので、
通話料は無料ということになります。
③回線の運用を効率化するため
最後に、回線の運用を効率化するということですが、
交換機には各電話機に契約中の回線を振り分ける機能があります。
例えば、5本の回線と10台の電話機を用意します。
回線と電話機の間に交換機を挟むことで、
10台のうちどの電話機にでも空いている回線をその都度振り分けて使用することができます。
このように会社や事務所などで
電話機を使用する際には、規模にもよりますが基本的に交換機が必要となります。
そして、交換機を使用するからにはそれに合わせた設定をする必要があるということです。
内線利用や通話料の節約、回線の運用など
会社や事務所内での電話機利用には交換機が欠かせませんね。
特に、少ない回線で多くの電話機を利用できるというのは、
会社や事務所にとっても嬉しいことですよね。
確かに、10台電話機があったとしてその全てに回線を用意しても、
常に使用している電話機が2〜3台というのではもったいないです。
ただ、どちらにしても
電話機と交換機を使用するためには適切な設定を行う必要があります。
そして、各設定には専門的な知識が必要となるので、
電話工事の際には業者にきちんと設定しておいてもらいましょう。
電話機の設定はプロにお任せ!ベストなプランをご提案
基本的に会社や事務所の電話機の設定というのは、
プロ(業者)にお任せ!です。
ただ、だからこそ適切な業者選びが重要となります。
「うまく繋がらない」
「欲しい設定ができてない」
など問題が発生していたら困りますよね?
そこで!
そうならないためにも、業者を選ぶ際のポイントをまとめてみました。
- 複数の業者を比較する
- 工事内容の説明が適切にできるかどうかを確認する
- 工事後のアフターフォローについて確認する
①複数の業者を比較する
まず、業者の比較ということですが、まずは見積書を提出してもらいましょう。
そうすることで、業者ごとの対応を見ることができます。
そして、見積書に記載されている金額や項目を見比べることで、
必要な工事内容を明確にすることも可能です。
ちなみに、金額の違いについては、その理由も合わせて聞いてみるのもオススメです。
②工事内容の説明が適切にできるかどうかを確認する
次に、工事内容の説明についてですが、安くない金額を払うわけですから業者側にはきちんと説明する責任があります。
特に、素人であるみなさんにもわかる言葉で説明できているかがポイントです。
専門用語ばかり並べるような状態では、
みなさんのことを考えた工事内容というのはあまり望めません。
もちろん、信頼して任せることも難しいでしょう。
③工事後のアフターフォローについて確認する
最後に、工事後のアフターフォローについてですが、
どんな職人さんだとしても人間ですからミスもします。
思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
そんな時、どこまでアフターフォローしてくれるかで
業者に対する信頼度は大きく変わるものです。
電話工事を検討する際には、アフターフォローの範囲や期間、条件などについてもきちんと確認した上で契約することをおススメします。
ただ、どんなに信頼できる業者だとしても、
電話工事で失敗してしまう可能性は常にあります。
たとえアフターフォローが付いていても、できれば失敗自体を防ぎたいですよね?
そこで!
電話工事の失敗を防ぐポイントについてもご紹介しましょう。
- 工事日はできるだけ同じ日にする
- 工事にはできるだけ立ち会う
①工事日はできるだけ同じ日にする
まず、工事日を同じにする理由ですが、「交換機工事」「電話配線工事」「電話機設定工事」など各工事をできるだけ合わせることでミスが起こりにくくするためです。
よくあるのが、電話配線工事と電話機設置工事の工事日をずらしたことで
配線の接続間違いが起こるというものです。
当然、正しく接続されていなければ繋がらないわけですから、
みなさんとしても困りますよね。
②工事にはできるだけ立ち会う
次に、工事に立ち会う理由ですが、
そうすることで工事中のミスに気づきやすくなるからです。
よくあるのが、工事後にトラブルが発生し、
再工事となりさらに別料金が発生するというものです。
工事中に指摘できていればその場で解決できていたはずなのに、
後々トラブルに悩まされるなんて嫌ですよね。
このように、注意さえしていれば防げるトラブルというものは多いものです。
ぜひ、ここで紹介した注意点を参考に、信頼の置ける業者とより良い関係を保ったまま電話工事をしてもらいましょう。
まとめ
ここでは、電話工事の中でも電話機設定工事についてまとめました。
電話工事を頼む際の注意点を多くご紹介したので、参考にして頂けると幸いです。
電話の工事や設定はプロに頼むのが安心です。
プロといってもみなさんとの信頼関係を築ける、
築こうとできる業者を選ぶ必要があります。
ぜひ、ここで紹介したポイントをもとに、みなさんに合った業者選びをしてみてください。
ただ、業者と一口にいっても数が多くて比較が難しいものです。
まして、通常業務の合間に業者選びまでしている時間のない人も多いでしょう。
そんな時は、多くの会社に対して確かな実績のあるOFFICE110へお問い合わせください!
OFFICE110では、
電話機設定工事はもちろん、電話工事全般に対して経験豊富なスタッフが揃っています。
そして、業務効率化や通話コスト削減に向け、みなさんそれぞれに合ったベストなプランをご提案させていただきます。