電気工事でこんなに変わる!?スイッチの種類・特徴・料金とは?
オフィス内で何気なく使っている“スイッチ”の重要性を考えたことがありますか? 照明設備はもちろんのこと、PCや複合機などほぼ全ての電子設備にスイッチは使用されています。スイッチがなければ起動しないのです。
押せば電気が点く、非常にシンプルな機能ですが時代とともにスイッチも進化を遂げています。例えば、暗闇で光るものや人の存在で点灯するもの、回せるつまみのついたものなど。スイッチを取り替えるだけで意外と便利になります。
そこで、今回は電気工事でこんなに変わる?!という驚きのスイッチや、つい使いたくなるスイッチの種類や特徴をご紹介します。また、電気工事をしてまでスイッチを取り替えたくなる理由についても触れていますのでぜひチェックしてみて下さい。
スイッチを電気工事する必要性
オフィスの中に必ずある”スイッチ”、普段から何気なく使っていると思います。正直、「不便でもないし、電気工事する必要ある?」というのが皆さんの考えでしょう。しかし、当たり前のものだからこそ電気工事する意味があります。
スイッチ1つでこんなに変わる!
スイッチと一括りにしていますが、一昔前の紐タイプから現在主流のボタンタイプまでさまざまです。また、最近では押すという機能の他に点灯やセンサーなど多機能なものもあります。スイッチの利便性は驚くほど高まっています。
また、スイッチは種類だけでなく設置位置によっても利便性が変わります。例えば、オフィス内のスイッチが全て膝丈に設置されていたら不便でしょう。また、対応する電気設備(照明など)から離れた場所だと消し忘れの原因となります。
スイッチの電気工事はすぐにできる
少しでも「スイッチがこうだったらな」と不満があるなら、今が電気工事のタイミングです。電気工事と聞くと、業者と打ち合わせして施工してと何日もかかるイメージかもしれません。実は、スイッチの電気工事は1~2時間で完了します。
オフィス運営でまず考えたいのは快適性です。社員が快適に仕事ができる空間だからこそ業績UP!に繋がります。スイッチの不満と些細な問題に思えますが、毎日お世話になる設備だからこそ早めに対処した方が良いと言えます。
スイッチは10年ほどで劣化する
正直、不満があるからと電気工事をしてまでスイッチを交換したいとは思わないかもしれません。しかし、スイッチを取り付けてから10年ほど経過しているのなら電気工事で交換を検討しましょう。スイッチは10年ほどで劣化します。
表面上は問題のないスイッチも、10年以上経過したものは内部が黒ずんでいたり配線が切れかけていたりします。最悪の場合、スイッチの内部から発火ということもあります。少なくとも10年以上経過しているなら点検はした方が良いです。
使いたくなる”スイッチ”の数々
利便性はもちろん、安全の面でもスイッチは定期的に点検・交換した方が良いと言えます。では、現在提供されているスイッチの中から、思わず使いたくなるスイッチの数々をご紹介します。
①一般的なスイッチ
現在主流とされるボタン式のスイッチ、ボタン部分をタップするだけでオン・オフが切り替わるタイプです。ここ数年間で建てられた住宅からオフィスに至るまで、ほぼ全てのスイッチがこのタイプ。皆さんにとっても最も馴染み深いスイッチでしょう。
主な特徴は、ひと昔前のスイッチと比較しほぼ全てがボタン部分なので押しやすい設計であることです。夜や朝方、真っ暗な中でスイッチを探してさまよった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。このスイッチならスッとオン・オフを切り替えられます。
パイロットスイッチ
先述したスイッチに対して、赤と緑(青)の点灯機能が付いたスイッチです。主な特徴として赤は点灯、緑(青)は消灯という意味があります。皆さんの中にも、外灯や門灯のような外部照明を消し忘れた経験はあると思います。
このスイッチであれば、わざわざ外部照明などを確認することなく電子設備のオン・オフを把握できます。消し忘れの多い電子設備があるのなら、電気工事でパイロットスイッチに交換するだけで電気代の節約にも繋がるでしょう。
調光器付きスイッチ
一般的なボタン式ではなく、つまみを回すことで電子機器のオン・オフを切り替えられるスイッチです。主な特徴は、オンかオフかの2択ではなく、つまみを回して微妙な調節のできることです。照明設備なら適度な明るさに調節できます。
デスクの位置によって「明るすぎて作業がしづらい」などの不満を感じた方も多いのでは? 明るすぎるのはもちろん、手元が暗いのも作業に支障があります。このスイッチなら状況に応じてオフィス内をより快適な明るさに保てるのです。
人感センサ付きスイッチ
ボタンやつまみではなく、人の存在を検知してオン・オフの切り替わるスイッチです。主な特徴として、センサーにより人の熱や動きを把握し探知範囲内であればオンに、範囲内に人がいなければオフに全自動で切り替わります。
皆さんの中にも暗がりでスイッチを探したり、つい消し忘れたりした経験はあるでしょう。人間の手でオン・オフしているのですから当然です。このスイッチはセンサーが全自動で判断してくれるので、探す必要も消す必要もありません。
遅れスイッチ
ボタンをオン・オフにしてから遅れて作動するスイッチです。主な特徴として、ボタンをオフにしても10秒程度はオンの状態が続きます。例えば、トイレ内の照明設備や換気扇など、一定時間は稼働して欲しいところに用いられます。
トイレ後の臭いを気にする社員は多いのではないでしょうか。特に、男女共用のトイレのあるオフィスなどでは配慮が必要です。その点、このスイッチを活用すれば女性社員はもちろんのこと男性社員も気持ちよくトイレを使用できます。
スイッチの電気工事は業者に依頼!
基本的に不満はないものの、よくよく考えると細かな問題のあるのがスイッチです。では、ここからはスイッチの電気工事に関する注意点や料金相場について見ていきましょう。
電気工事には”資格”が必要
先述した通り、スイッチの電気工事は1~2時間とそれほど手間も時間もかかりません。ネット上では「自分で取り替えました!」などの投稿もあり、皆さんの中にもDIY感覚でスイッチの電気工事を考えている方も多いと思います。
ただ、基本的にスイッチなどの電気工事を行うには電気工事士などの国家資格が必要です。電気周りは感電や発火の危険があります。オフィス内のスイッチの電気工事を検討中の方は、必ず専門の業者に依頼しましょう。
電気工事の料金相場
電気工事の料金相場は、工事の規模によってさまざまです。例えば、オフィス全体のリフォームになると300~500万円以上かかることもあります。最近流行りのLED照明の電気工事ではオフィス全体で200万円前後とされています。
ただ、スイッチの電気工事(取り替え)だけで見ると、料金相場は10,000円前後です。スイッチは頻繁に交換する必要がない上に、多機能なものを選べばオフィスをより快適にできます。十分に検討する価値はあるでしょう。
4.まとめ
電気工事の中でも”スイッチ”に関するものをまとめてみました。オン・オフを切り替えるだけとシンプルながらも、オフィスに欠かせないスイッチ。「こんなに種類があったの!?」と意外と便利な機能の数々に驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、スイッチは基本機能だけでも十分です。不満もないのに電気工事してまで最新のものに切り替える必要はありません。ただ、スイッチを取り付けてから10年以上が経過しているのなら、1度は点検した方が良いでしょう。
もし、スイッチに関して少しでも不満・不安・疑問があるのなら、電気工事全般に実績のあるOFFICE110にご相談ください。スイッチに限らず、皆さんの電気に関係する問題に対して最適な提案を用意しています。