電気工事会社の選び方!信頼できる会社を見分ける5つのポイント
コンセントの増設や照明器具の設置など、オフィス環境を整える上で欠かせない「電気工事」。そこで困るのが「どこの会社に依頼すれば…」ということでしょう。近いから…という理由だけで選んでしまうと、後々トラブルに巻き込まれることも。
実は、電気工事会社を選ぶポイントはたった3つだけです。”現地調査・見積もり・電話番号”をチェックするだけで、おおよそ信頼できる電気工事会社を見つけだせます。また、余裕があればさらに詳しくチェックすることで信頼できる会社に。
今回は、信頼できる電気工事会社を選ぶポイントについてご紹介しましょう。基本となる3つのポイントの他にも、より詳しいチェック項目についてもまとめています。ぜひ、長く付き合いたくなる信頼できる電気工事会社に巡り合ってください。
まずチェックしたい3つの項目
冒頭で紹介した通り、オフィスの電気関係を任せられる電気工事会社を選ぶポイントはたった3つ。現地調査・見積もり・電話番号をチェックするだけです。では、各チェックポイントを詳しくご説明します。
現地調査をしてくれるか?
電気工事会社によっては相談から打ち合わせ、契約に至るまで1度も現地調査しないところもあります。間取りや配置など、目的(コンセプト)によってもオフィス環境は一つひとつ違います。現地調査しないと適切な工事はできません。
また、例え現地調査したとしても10分20分で把握できることはわずかでしょう。現地調査するのは当たり前として、その上でオフィス全体の雰囲気から社員の流れ(動線)まで、細かく把握した上で提案するのが安心できる会社です。
適切な見積もりを出してくれるか?
「近くの 電気工事 会社」と検索してみてください。地域密着型から全国展開型まで数多くの電気工事会社がヒットすると思います。せっかくオフィスの周りに多くの電気工事会社があるのですから、複数社から見積もりを取りましょう。
見積もりを取ることで各電気工事会社の対応が見えてきます。「一式」などの表記を多用した大雑把な見積もりでは正しく判断できません。素人(お客様)にも分かりやすく適切な見積もりを出してくれる会社なら安心して任せられます。
電話番号は「固定」なのか?
電気工事会社と一括りにしていますが、実態は社員を数百人抱える大手から1人で営業までこなす個人事業主まで様々です。人柄まで知っているなら個人が安心ですが、一般的には大手の会社の方がサービスは手厚いものです。
電話番号が「固定」であれば、会社としての形はおよそきちんとできていると言えます。反対に、携帯番号のみは個人事業主でしょう。工事後のトラブル、手厚いアフターフォローを望むのであれば規模の大きな会社を選んだ方が安心です。
信頼できる会社を見分ける5つのポイント
現地調査・見積もり・電話番号”からある程度は安心できる電気工事会社を見極められます。ただ、せっかくですから「信頼できる会社」まで見極めたいですよね?では、信頼できる電気工事会社を見分ける5つの項目を見ていきましょう。
価格設定が明確か?
各電気工事会社のホームページを見てみると、どこも価格設定について曖昧な表記をしています。例えば、「要相談」や「何万円〜」など。電気工事業界全体として「現地調査しないと確かなことは分からない」のが現実であるためです。
ただ、お客様側からすればコンセント1ついくら、照明器具1ついくらと明確な方が頼みやすいのでは?反対に、自社のサービスに自信があるほど価格設定も明確にできます。ホームページなどを見比べてより明確な方を選ぶのが良いでしょう。
価格設定に理由があるか?
ホームページを見ていると「こんなに安くてやっていけるの?」と同業者でさえ驚く価格設定の会社があります。お客様側からすれば少しでもお買い得な会社を選びたいはずですから、価格設定の安いところに目が向きやすいのは当然です。
しかし、価格設定の安さには必ず理由があります。価格設定の安さで顧客(お客様)を集め、相談や見積もりでより高い価格を提示するところも。不要な追加工事を勧めるところもあるので、価格設定の理由を確認した方が安心です。
細かな対応が迅速か?
良いサービスを提供している会社には常に多くの案件が集まります。当然、1つでも多くの案件をこなすために会社側としても細かな部分も丁寧・迅速に対応しています。反対に、対応の遅いところは多くの案件をこなした経験がないのです。
電気工事をするとしてもオフィスとして日々の業務はありますよね?当然、工事は1日でも早く終わった方が助かりますし、1日でも遅れれば損失につながります。相談から見積もりまで、細かな対応まで迅速な会社を選ぶのがおすすめです。
アフターサービスもあるか?
電気工事は1回きりではありません。5年10年と使っていくうちに点検・再工事の必要があるのはもちろん、技術の進歩によりリニューアルする必要が。接触不良など、小さなトラブルを合わせれば定期的な調整が必要なこともあるでしょう。
ただ、電気工事会社によっては「アフターフォローは万全です!」と言っておきながら、実際に電話しても1週間2週間と待たせるところも。電気工事のトラブルは業務の遅れに直結しますから、アフターサービスが充実しているかは重要です。
問題に対して補償があるか?
電気工事を行うのは作業員(人間)です。そのため、工事中についうっかりでミスすることも。営業と現場(作業員)の連携ミスで思っていた工事が行われないこともあります。大切なのは問題に対して適切な「補償」があるかということ。
電気工事会社によってはたとえ自社のミスでも対応しないところも。補償の有無については確認した方が良いです。ちなみに、できれば終日立ち会うのがおすすめですが、日々の業務で難しいようなら最終日だけは必ず立ち会いましょう。
余裕があればこちらもチェック!
価格設定や対応の速度など、知ってさえいれば誰でも簡単に信頼できる会社を選べます。ただ、大切なオフィス環境を任せるのですからもうひと押しチェックしてみませんか?では、余裕があればチェックしたい3つのポイントを見ていきましょう。
複数の工法を提案してくれるか?
電気工事会社を見ていると、どうしても作業員の得意な工法が提案されがちです。ただ、技術が日進月歩する中で「得意な工法=最善の工法」とは限りません。工事の内容や目的に対して不適切な工法であることも考えられます。
会社は常に新しい技術を吸収し、その時代に合ったサービスを提供する必要が。当然、電気工事会社としても複数の工法について知識・技術を溜め込んでるはずです。相談に対して複数の工法を提案・説明できるかもポイントです。
依頼内容に応じた経験があるか?
不思議なことに、電気工事というものは各会社に偏った内容の相談が持ち込まれやすいです。例えば、A社には配線工事、B社には照明器具の設置など。結果的に、電気工事会社ごとに「この工事に自信が」と内容が分かれます。
規模の大きな会社であれば幅広く対応できますが、小規模や個人事業主になるとより明確です。経験のない内容だと適切に対応できないことが。ホームページや口コミから、内容に応じた経験があるのかを確認した方が良いでしょう。
部材の調達先はきちんとしているか?
電気工事は”技術”と”部材(資材)”が合わさって初めて適切に行えます。お客様側はもちろん、意外と電気工事会社でさえ”部材”に関して見逃しがちです。「部材なんてどれも一緒では?」と思うかもしれませんが、実際は違います。
というのも、ネット販売だと低価格ですがメーカーの保証が付かないことも。万が一、トラブルが発生してもメーカー側に保証してもらえないこともあります。反対に、「正規代理店」から部材を調達していれば対応してもらえるので安心です。
まとめ
今回は、オフィスの電気工事を任せられる電気工事会社を選ぶポイントについてまとめてみました。
- 現地調査をしてくれるか?
- 適切な見積もりを出してくれるか?
- 電話番号は「固定」か?
上記の3つからチェックしてみるのが良いでしょう。続いて5つのチェックポイントです。価格設定の理由や対応の速度などもチェックするとより信頼できる会社を選べます。
ただ、実際に選ぶとなると「どこを比較すれば良いか分からない」となるのではないでしょうか。それなら、比較対象の中にOFFICE110を加えてください。OFFICE110には電気工事を始め、オフィスの工事全般の実績が120,000社以上あります。相談内容からベストなお見積もり、ご提案を迅速にさせていただきます。