スイッチ交換の電気工事はいくら?料金をお得にするアイディア
日々、頻繁に使用されるスイッチ、5年10年と経つうちに劣化して交換することに。自宅規模の電気工事であればまだしも、オフィス規模となるとスイッチの数もそれなりです。スイッチ交換だけでも「こんなに!」と驚くことになることでしょう。
ただ、ちょっとポイントさえ押さえればスイッチ交換の電気工事料金を抑えられることがあります。例えば、修理するのか交換するのか、個数や配置など工事範囲を変えるだけでも。少しでも料金を抑えられれば予算を別に回せます。
そこで、今回はスイッチの電気工事料金を抑えるコツについて3つほどご紹介したいと思います。また、オフィス運営での悩みのタネのひとつ、電気料金を抑えるアイディアについてもまとめています。普段の行動をちょっと見直すだけと簡単なものです。
スイッチ交換の電気工事料金
オフィスの新設や移転はもちろん、スイッチの劣化などでも電気工事が必要となります。1個2個程度ならまだしも、オフィス全体で10個100個となると電気工事料金が気になるところです。では、電気工事の料金相場を見てみましょう。
①スイッチの種類
スイッチと一括りにしていますが、一般的なスイッチから使用時に色の変わるパイロットスイッチ、スイッチ自体が光るほたるスイッチや人の動きに合わせて自動で点灯・消灯する人感センサースイッチなどさまざまなスイッチがあります。
また、シンプルなデザインのものから1つのインテリアとしても映えるおしゃれなデザインのものまで。「たかがスイッチ、されどスイッチ」と言えるほど、どのスイッチを選ぶかでもオフィスの印象が変わります。スイッチ選びは意外と奥が深いのです。
スイッチを選ぶポイント
では、スイッチはどう選べば良いのか? スイッチを選ぶポイントは部屋(空間)の用途・雰囲気に合わせて選ぶことです。例えば、ただの作業スペースに高性能やおしゃれなスイッチは必要ありません。一般的なスイッチで十分でしょう。
反対に、応接室や社長室など訪問者(顧客)の目が気になる部屋のスイッチはおしゃれなものが。廊下やトイレなどこまめに点灯・消灯が難しい空間には人感センサースイッチがおすすめです。その部屋に合うスイッチは必ずあります。
スイッチ交換の電気工事料金
スイッチ交換の電気工事料金は配線からスイッチ取付だけなら4万円~、電気コンセントや照明器具なども設置するなら12万円~が相場です。ただ、スイッチの種類や個数によって変わるので、あくまで相場と考えておいてください。
最近、DIYが流行っているからか「スイッチ交換をやってみました!」のような投稿を目することがあると思います。電気工事には電気工事士という国家資格が必要です。漏電・感電の危険があるので、電気工事は業者に依頼しましょう。
電気工事料金をお得にするには?
スイッチ交換の電気工事料金は意外と高額な印象を受けたかもしれません。国家資格が必要な専門的な工事なのですから当然です。ただ、少しでも料金を抑えたいのでは? では、少しでも料金を抑えるコツについて見ていきましょう。
修理か交換かを選ぶ
スイッチの電気工事には修理か交換の2つの選択肢があります。電気工事の料金自体は修理の方が安めです。ただし、「お得か?」と聞かれると難しいところです。というのも、スイッチには耐用年数が設けられておりいつかは壊れます。
劣化の進んだスイッチを修理してもすぐ不具合が、再工事となり余計に料金がかかることもあります。スイッチを設置してまだ年数が経っていないなら修理でも良いですが、ある程度の年数が経っているなら交換した方がお得と言えます。
スイッチの配置や個数を決める
スイッチは種類によっても料金が異なります。と同時に、スイッチは配置や個数によっても電気工事料金が増減します。ちなみに、皆さんのオフィスでは全てのスイッチを毎日使用していますか? ほとんど使わないスイッチも多いのではないでしょうか。
一概には言えませんが、スイッチの3~4割近くはほとんど使用されていません。つまり、使わないスイッチは電気工事する必要がないのです。電気工事を依頼する前にどのスイッチが必要か不必要かを考えてみるのが良いでしょう。
部材を自分で用意する
前述の通り、電気工事には電気工事士と呼ばれる国家資格が必要です。ただ、部材としてのスイッチは家電量販店やホームセンター、ネットショップなどで購入できます。実は、部材は自分で用意した方がお得なことがあります。
というのも、業者によっては特定のメーカーにこだわっていることも。諸経費として料金を上乗せしていることもあるのです。もちろん、自分で用意してもちょっとの差にしかなりませんが、電気工事の料金を抑えたいならおすすめします。
電気料金を抑えるアイディア
スイッチ交換のような電気工事料金はまとまった支払いなので大きく思えます。ただ、本当にオフィス運営を圧迫しているのは月々の電気料金です。では、ちょっと行動を見直すだけ、電気料金を抑えるアイディアをご紹介しましょう。
スイッチはこまめに切る
月並みな方法ですが、スイッチをこまめに切るというのは電気料金を抑えるには効果的です。実は、オフィス全体の電気料金のうち約25%は照明器具、約15%はOA機器とされます。半分のスイッチを切るだけで20%の節電に。
皆さんは普段、昼食時にパソコンや照明器具などデスク周りのスイッチをどうしていますか? 10~20分程度ならまだしも、30~60分と席を立つなら切った方が良いでしょう。ちょっとしたことですが、節電には大きな効果が期待できます。
契約プランを見直す
契約プランを見直すというのも、電気料金を抑えるのには効果があるでしょう。皆さんは契約プランを電気会社のおすすめで選んで選んでいませんか? 実は、契約プランには一律のものから時間に合わせたものまでさまざまあります。
また、電力自由化により電力会社自体を選べることも。長く付き合うからこそ少しの差が大きな差に繋がります。たかが契約プランや電気会社ですが、電気料金を少しでも抑えたいなら十分に考えた上で契約プランを選びましょう。
空調の使用を抑える
電気料金を抑える上で、空調の使用を抑えるというのは最も効果があると言えます。というのも、オフィス全体の電気料金のうち約50%は空調設備によるものです。夏場や冬場に関わらず、1年中稼働しているのですから当然です。
反対に、空調の使用を抑えれば20%と言わずに30%以上の節電効果も期待できます。例えば、エアコンと扇風機の併用や設定温度の調節、服装の自由化など。ちょっと行動を見直すだけで空調に頼らなくても快適に過ごせます。
まとめ
電気工事の中でもスイッチの工事料金についてまとめてみました。たかがスイッチですが、オフィス規模の電気工事となると多くの料金が発生します。オフィス運営を考えるなら少しでも抑えたいものです。
であれば、紹介した工事方法・工事規模・部材の用意などの見直しをおすすめします。一つひとつは小さな差ですが、オフィス規模になると大きな差に。ただ、一般人である皆さんが電気工事の料金を上手に抑えるのは難しいものです。
そんな時は、スイッチはもちろん照明器具から防犯カメラの設置まで、幅広い電気工事に対応しているOFFICE110にご相談ください。豊富な知識と経験をもとに皆さんの要望に合わせた工事プランを提案します。