自分で取り付けられない電気照明もある?!工事依頼は専門業者に!
「オフィス=蛍光灯」というイメージを持っていませんか? しかし、電気照明1つ取ってみてもブランケット型や埋め込み型、ペンダント型など多種多様なデザインのものが登場しています。照明1つでオフィスをより快適かつオシャレにできるのです。
ただ、電気照明に限らず電気周りの設備の取り付けには自分でできるもの、できないものが分かれています。工事内容によっては電気工事士の資格が必要な場合もあり、違反すると法律により罰せられる危険性があるのです。
そこで、今回は電気照明に関して自分で取り付けられないものをご紹介しましょう。また、実際に電気照明の工事を依頼するポイントについてもまとめています。「電気照明を取り付けたい…」という方はぜひチェックしてみてください。
自分で取り付けられない電気照明とは?
電気照明と一括りにしていますがブランケット型や埋め込み型、ペンダント型などさまざまな種類があります。以下に、自分では取り付けられない電気照明5種類を理由とともにまとめました。
ブランケット型
壁付け照明とも呼ばれる電気照明のことで、主に外壁に取り付けられます。ただ、ブランケット型の取り付けには専用の電気配線や工具などが求められます。また、工事自体に壁面のビス打ちのように建築に関する知識も必要です。
オフィスの内装には気が回るものの、外壁は気にしない方がほとんどかと思います。しかし、訪問者が最初に目にするのはオフィスの外壁です。外壁の雰囲気がオフィスの印象を決めることも。ブランケット型なら外壁をおしゃれ演出にしてくれます。
埋め込み型
従来の電気照明とは異なり、天井に直接埋め込む形の電気照明です。埋め込み型の取り付けには、埋め込むために天井や壁面に穴を開けることも必要です。重要な柱や壁を傷つけないために、建築に関する知識も欠かせません。
最近では蛍光灯からLED照明への切り替えも盛んで、埋め込み型のLED照明は部屋全体に明かりが広がりやすいと人気です。オフィスの電気照明は作業効率にも関係します。埋め込み型ならオフィス内をより明るくしてくれるでしょう。
ペンダント型
電源部分は天井にあるものの、照明自体は天井からぶら下がっている形の電気照明です。照明と電源を配線で繋ぐのはもちろん、万が一の落下に備えて吊り下げ部分の補強も必要です。自分で取り付けるのは危険な工事と言えます。
大規模オフィスは別として、おしゃれな小規模オフィスではペンダント型の取り付けは珍しくありません。応接室や社長室など部分的に取り付けるのも良いでしょう。部屋のインテリアとしてワンポイントとして入れるだけでオシャレ度が上がります。
水回りの照明
トイレや洗面台、給湯室など水回りの電気照明のことです。水回りの電気工事は漏電や感電の可能性が常にあり、自分では絶対に取り付けてはいけない危険な工事です。また、配線やビス打ちなど専門知識も求められます。
一般的に電気照明の寿命は10年前後と言われています。特に、水回りは劣化すると漏電の危険が高まるので、他の電気照明に比べて特に注意が必要です。電気照明を取り付けてから10年以上経過しているなら点検をおすすめします。
シーリングファン型
天井からファンと一緒にぶら下がっている電気照明です。照明と電源の接続の他に、ファン部分を天井に固定する工事を行います。先述したペンダント型以上に重量があるので、天井をより補強する必要があります。
近年、クールビズやウォームビズのようなオフィス内での空調を抑える流れがあります。最近では天井に吊り下げられるおしゃれなファン設備の人気も高まっています。シーリングファン型なら照明とファンを1つに取り付けられるので便利です。
上記のように、電気照明1つでオフィス内の印象を大きく変えられます。ただ、取り付けるとなると多くが電気工事士のような資格が必要です。基本的にオフィス内の照明の取り付けは専門業者に依頼するのが安心と言えます。
電気照明の工事を依頼するポイント
電気照明の取り付けは専門業者に、と紹介しました。ただ、実際に工事を依頼すると「どれ(照明)を選べば?」「工事費用はどれくらい?」など疑問だらけです。そこで、ここからは電気工事に関する疑問を1つずつ解消していきます。
電気照明の工事とは?
電気照明の工事とは照明設備の取り付けや取り外し、交換などを行うものです。また、人の手の届かない位置にあるランプ(電球)の取り換えも含まれます。電気照明に関係する問題は全て電気工事の範囲というイメージです。
また、電気照明の新設時(取り付け)には照明だけでなく配線・電源・スイッチなどの取り付けや接続も必要です。専門業者は電気照明だけでなく周りの配線や電源などの配置を気にしながら、最適なレイアウトで工事を実施します。
電気照明は部屋の用途に合わせて
電気照明を選ぶポイントは部屋の用途に合わせてということです。例えば、デスクの集まる部屋は明かりが強く広範囲に広がる埋め込み型が良いと言えます。反対に、応接室や社長室は落ち着いた明かりのペンダント型がオススメです。
ただ、電気照明によってはランプ1つ交換するのに業者の手が必要なものもあります。明かりの強さやデザイン性はもちろんですが、予算や管理の手間なども重要なポイントです。5年、10年先を見越した電気照明を取り付けましょう。
電気照明の工事費用
電気照明の工事費用は、照明の種類によりますが1台10,000円前後が相場とされています。電気照明だけの取り付けなら1~2時間ほどと手間もかからないためです。反対に、配線や電源、スイッチまでとなると費用も上がります。
また、オフィスの電気照明は1つや2つではありません。オフィスの規模によっては100や200ということも。実際に、オフィス内の電気照明の取り付けを検討する際には、照明の種類と数を決めた上で見積もりを取ることをおすすめします。
工事費用を抑えるには?
1台ならそれほど高くなくとも、オフィス全体で見ると大きくなるのが工事費用です。ポイントは、できるだけ既存の配線や電源、スイッチなどを活用する形で依頼することです。電気照明だけの取り付けなので工事費用を抑えられます。
また、依頼する前に3社以上から相見積もりを取るのもおすすめです。複数社を比較することでよりお得な工事費用を選択できます。意外と出張料金など細かな部分で差が出るものなので、比較するかしないかで大きく変わります。
まとめ
電気照明の取り付け工事についてご紹介しました。電気照明はただオフィス内を明るくしてくれるだけでなく、取り付けるだけでおしゃれにもシックにもしてくれる1つのインテリアです。
ただ、電気照明の多くは電気工事士のような資格がないと取り付けられません。自分で取り付けると漏電や感電の危険があります。オフィス内の電気照明は、基本的に専門業者に依頼するのが安心です。
しかし、どの業者に依頼するのかが問題です。もし業者選びに迷っているのなら、電気周りの工事に多数の実績のあるOFFICE110にご相談ください。オフィスの雰囲気に合わせた照明をご提案させていただきます。