納品日:2019-12-26
都道府県:東京
メーカー:FUJIFILM
機種名:DocuCentre-VI C2264
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複合機(コピー機)の印刷、”モノクロ”と”カラー”の2つだけだと思っていませんか?
実は、複合機(コピー機)には”グレースケール”や”クリエイション”など他にも選択肢が。
用途に合わせた印刷設定、色使いをすることでより正確に必要な色を出すことができます。
また、カラーに比べて、グレースケールやクリエイションの方がカウンター料金が安いことも。
そこで、今回は複合機(コピー機)の”グレースケール”に焦点を当ててご説明しましょう。
グレースケールとは何か、設定方法についてもまとめていますのでぜひ参考にしてください。
冒頭ではモノクロと比べて、グレースケールは色合いをより正確に出せると紹介していました。
では、複合機(コピー機)のモノクロとグレースケールの違いについて詳しくご説明しましょう。
モノクロ印刷とは”モノクローム印刷”の略称。
”黒(ブラック)”のみを使い、黒と白の2階調で色合いを表現する印刷のことです。
モノクロ2階調や白黒印刷などと呼ばれるのも、黒と白でのみ色合いを表現しているため。
「モノクロって灰色もあるよね?」と疑問を持った方もいるのでは?
複合機(コピー機)のモノクロで表現される灰色は、黒と白の順列や間隔を変えることで。
例えば、”黒・白・黒・白・黒・白”のように黒と白を交互に配置することで灰色が表現できます。
「モノクロ=黒のみ(白は紙の色)」とイメージしておけば間違いないでしょう。
グレースケール印刷でもモノクロと同様に”黒(ブラック)”のみを使っています。
ただし、モノクロとは異なり、グレースケールは黒から白まで256階調で表現する印刷のこと。
モノクロ印刷と比べて、黒から白にかけてのグラデーションが非常に滑らかなのが特徴です。
「すべてグレースケールの方がいいのでは?」と思った方も多いのでは?
確かに、印刷物の綺麗さを求めるのであれば、グレースケールを選ぶのがいいのは確か。
しかし、グレースケールは色のドット(着色)が多いので印刷に時間がかかり、インクの減りも早いのです。
正直、色合いにシビアな業界でもない限り、色合いとしては基本的にモノクロでも十分と言えます。
では、モノクロとグレースケールの間には、色合いとしてどれほど違いがあるのでしょうか?
原稿データとしてモノクロは1,200dpiで、グレースケールは600dpiで作るのが一般的です。
というのも、モノクロはデータ量が少なく、解像度(dpi)を上げないと十分な色合いが出ないため。
グレースケールはデータ量が多いので、モノクロの半分の解像度でも十分に綺麗なためです。
事実、同じ原稿データでも、大きく引き延ばすとモノクロはギザギザした部分がはっきり分かります。
ただし、単調な図形やグラフ、文字であればモノクロとグレースケールの違いはまず分かりません。
人間の目で正確に認識できるのは”350dpi以下”の解像度に関してのみなためです。
色合いだけで考えるのなら基本はモノクロで、シビアな場面ではグレースケールくらいで良いです。
複合機(コピー機)のグレースケールは256階調と、黒から白までのグラデーションが綺麗とのことでした。
グレースケールはパソコンの”プリンタードライバー”、または”デバイスとプリンター”から設定できます。
プリンタードライバーからグレースケールの設定方法を以下にまとめました。
1.原稿データを開き”印刷”を選択する
2.”プリンターのプロパティ”を選択する
3.カラーモードから”グレースケール”を選択する
4.”OK”で確定し、”印刷”で開始する
基本的にカラー印刷で、その都度グレースケールを使いたいときに便利です。
デバイスとプリンターからグレースケールの設定方法を以下にまとめてみました。
1.デスクトップから”コントロールパネル”を開く
2.”デバイスとプリンター”を選択する
3.複合機(コピー機)の上で”右クリック”する
4.メニューから”印刷設定”を選択する
5.カラーモードから”グレースケール”を選択する
6.”OK”で確定する
基本設定がグレースケールになるので、ほとんどカラーを使わないときに役立ちます。
「グレースケールって基本的に使わないのでは?」と思った方も多いことでしょう。
グレースケールは複合機(コピー機)のカウンター料金を節約するのに役立ちます。
カウンター料金とは、複合機(コピー機)のインク交換や点検、修理を業者が”無料”で行うというもの。
その代わり、印刷やコピーなど複合機(コピー機)を使うたびに使用料が発生するというものです。
例えば、モノクロ5円/枚やカラー20円/枚など、印刷枚数に応じて支払う料金が変わってきます。
インク交換を気にする必要がない反面、つい不必要なほど印刷してしまったり。
モノクロで十分なものでもカラーで印刷してしまったりと、使用料は高くなりがちです。
複合機(コピー機)はただ印刷にかけると自動でカラーかモノクロかを判断して出力します。
非常に便利な機能ではありますが、原稿データに少しでも色があると”カラー”と判断することに。
たった1点の色のために、カラーとしてカウントされたのではカウンター料金がかさむばかりです。
「カウンター料金が高いのはなぜ?」と驚くのも複合機(コピー機)が初期設定のままのためです。
複合機(コピー機)にカラーとして認識させないためには、設定をグレースケールに。
基本をグレースケールにしておけば、原稿データに色があっても黒と白のみで表現されます。
少なくともカラーが不必要にカウントされ、カウンター料金がかさむのを防げる訳です。
「グレースケールだと、カラーで印刷できないの?」と疑問を持った方も多いのでは?
設定をグレースケールにしても、印刷のたびに必要に応じてカラーの選択はできます。
また、複合機(コピー機)からのコピーも”カラー”を選択すれば問題ありません。
もし大量のファックスが送られてきても、グレースケールに設定しておけば安心です。
余談ですが、カウンター料金を利用している方は”両面印刷”に注意しましょう。
両面印刷は紙の両面を使用することから、エコで節約なイメージがあると思います。
しかし、複合機(コピー機)のカウンター料金で、両面印刷は2枚としてカウントされます。
「節約に…」と使用しても、普通に2枚で印刷したのと変わらない使用料なのです。
もし2枚をお得に印刷したいのなら、2ページを1枚にまとめる”集約印刷”を。
1ページごとは小さくなりますが、1枚にまとまっているので使用料の節約になります。
複合機(コピー機)のちょっとした節約術なので知っておいて損はないでしょう。
今回は、複合機(コピー機)の選択肢として”グレースケール”とは何かについてまとめてみました。
グレースケールとはモノクロと同様に、”黒(ブラック)”のみを使用した印刷のこと。
モノクロとは異なり、黒から白までを256階調と滑らかなグラデーションで表現できます。
基本はモノクロとして、シビアに色合いを表現したいときはグレースケールがおすすめです。
また、グレースケールとして設定しておくと、不必要にカラーとして認識されないので節約にも。
普段の印刷から、不意のファックスもすべてグレースケールとして処理できるためです。
カラーをあまり使わないのであれば、グレースケールに設定しておくが節約としてはいいでしょう。
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