納品日:2019-12-26
都道府県:東京
メーカー:FUJIFILM
機種名:DocuCentre-VI C2264
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複合機(コピー機)では、普通紙にコピー・印刷するのが一般的。
しかし、業務によっては画用紙などの厚紙にコピー・印刷したいケースは多々ありますよね。
そのため、複合機(コピー機)には、画用紙などの厚紙にコピー・印刷する機能が標準で備わっているのです。
その際、A4などの普通紙は本体の給紙トレイに用紙を入れますが、画用紙などの厚紙は「手差しトレイ」が使われます。
そこで今回は、複合機(コピー機)で画用紙などの厚紙印刷の設定方法と、その際の注意点をご説明いたします。
複合機(コピー機)で画用紙などの厚紙を印刷する前に、まずは紙の厚さを知っておく必要があります。
紙の厚さといわれても、いまいちピンと来ない方は多いですよね。
厚さや長さを表す単位は、通常「cm」や「mm」が使われますが、紙の厚さは「g/m2」という単位が使われます。
この「g/m2」とは「坪量」、簡単には「1平方メートルあたりの紙1枚の重量」を表す単位です。
分かりやすくいえば、用紙が重くなるほど用紙の厚みが増す傾向にあるため、坪量(g/m2)は「用紙の厚み」として使われています。
坪量は、用紙の基本的な仕様(規格)を表す情報であるため、用紙の選定でも使われ、複合機(コピー機)の設定でも坪量(g/m2)が使われています。
ここで参考までに、一般的に使われている紙の厚さ(g/ m2)をご紹介しておきましょう。
コピーや印刷で通常使われる普通紙は、64 g/ m2です。その他の紙は以下の通り。
ティッシュペーパー | 11~12 g/ m2 |
新聞紙 | 52.3g/ m2 |
チラシなど | 81.4 g/ m2 |
官製はがき | 209.5 g/ m2 |
そこで肝心の画用紙の厚さは、150.6g/m2で、0.25mmです。
仕事をする上では、普通紙を使うのが一般的ですが、普通紙以外の紙にコピー・印刷したいときは、その用紙の厚さ(g/m2)は知っておきたい情報になります。
画用紙や官製はがきなど、普通紙ではない特殊な紙をコピー・印刷する場合、その用紙は通常の給紙トレイに入れず、本体側面についている「手差しトレイ」から給紙するのが基本です。
そこで、RICOH(リコー)とSHARP(シャープ)の複合機を例に、設定方法をご紹介いたします。
それ以外のメーカーも、ほぼ同じ操作方法になりますので、参考にご覧ください。
➀操作パネルの「初期設定/カウンター/問合せ情報」を押す
➁「システム初期設定」を押す
➂「用紙設定」タブを押す
➃「次へ」を押して、2/2画面を表示させる
➄「用紙種類設定 : 手差しトレイ」を押す
➅用紙種類で「表示なし」を選択し、「用紙厚さ」でセットする厚紙に合わせて選択する
リコー複合機では、機種によって異なりますが、MP C3000では以下の3種が選択可能
➆「設定」を押せば、選択した用紙種類が表示されます。
➇最後に「初期設定/カウンター/問合せ情報」を押して通常画面に戻し、スタートボタンを押せば開始されます。
➀操作パネルの「給紙トレイ設定」を押す
➁「手差しトレイ」を押す
➂「タイプ」タブを押して、使用する印刷用紙に合わせて、以下の3つの選択肢の中から選択
厚紙1 | 106g/m2~220g/m2 |
厚紙2 | 221g/m2~256g/m2 |
チラシなど | 81.4 g/ m2 |
厚紙3 | 257g/m2~300g/m2 |
➃「サイズ」タブを押して、使用する用紙に合わせた設定し、「OK」ボタンを押す
➄最後に「ホーム」で初期状態に戻して、コピーボタンを押せば開始されます。
以上のように、メーカーによって用紙の厚さ設定が若干異なるので、お使いの機種の説明書で確認してから利用するようにしてください。
複合機(コピー機)で、画用紙など普通紙とは違った紙を印刷するとき、最も注意すべきは「紙詰まり」。
前項でもご紹介した通り、各メーカーの複合機(コピー機)では、厚紙印刷に対応しています。
しかし、メーカーによって対応できる厚さを選択できる種類が異なるので、まずはコピー・印刷しようとしている紙の厚さを理解しておくのが重要。パッケージなどを見れば、必ず「◯◯g/m2」という記載があるはずです。
また、折り目やカールしている用紙だと紙詰まりを起こしやすくなるので、キレイな状態にして手差しトレイにセットするのが基本です。
その他にも、画用紙などの厚紙の種類によって、手差しトレイに複数枚セットすると紙詰まりが起こるリスクが高くなるので、面倒でも1枚ずつセットしてコピー・印刷するようにして下さい。
万一紙詰まりを起こして、無理に取り除こうとすれば、感光ドラムなどの重要な部品に影響が出るので、取り除けないと判断できるものは、販売店・リース会社にメンテナンスを依頼するようにしましょう。
複合機(コピー機)は、普通紙にコピー・印刷するのが一般的ですが、画用紙やハガキなど特殊な紙にコピー・印刷する機会は多々あるものです。そのため、複合機(コピー機)には、様々な紙が使用できる機能が備わっており、手差しトレイを使ってコピー・印刷ができます。
ただし、重要なのは使用する紙の厚さを理解しておくこと。
ご紹介した通り、リコーとシャープの複合機では、厚紙1~厚紙2まで選択肢があり、◯◯g/m2によって選択しなければなりません。
そこで、万一紙詰まりを起こしても、慌てずに取り除ける場所なら慎重に取り除いて、無理だなと判断できたら、素直にメンテナンスを依頼するようにしましょう。
またコピー機(複合機)に関する機能のご要望はOFFICE110にぜひご相談ください。
操作方法がわからない、買い替え時にこのような機能がほしいなど、一社一社最適なコピー機をご提案いたします。
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