- 両面印刷する際に両面同時にスキャンってできないのでしょうか?
- 可能ですよ。上記画像のように「自動原稿送り装置(ADF)」にセットすると、自動で原稿の読み取りができます。
ただし、両面スキャンが目的なら「両面自動反転ADF」か「1パス両面ADF」機能が必要になります。
- ADFだけではダメなんですね。「両面自動反転ADF」と「1パス両面ADF」は、どう違うんですか?
- 簡単に言えば、一度の読み取りで両面スキャンできるか否かの違いになります。具体的に説明していきますね。
コピー機(複合機)の両面スキャンって何?両面印刷との違いについて
- コピー機(複合機)の両面印刷と両面スキャンって違うんですか?
- そうですね。両面印刷は用紙の両面に印刷することで、両面スキャンは表面と裏面をコピー機にスキャン(読み込み)することです。
方法 |
内容 |
両面印刷 |
用紙の両面に印刷すること 【2種類の方法がある】 ・片面ずつスキャン→両面印刷 ・両面スキャン→両面印刷 |
両面スキャン |
原稿の表面と裏面をスキャンすること 【2種類の方法がある】 ・片面ずつスキャンで両面にする方法 ・一度に両面スキャンする方法 |
- 両面印刷は用紙の両面に印刷すること、両面スキャンはコピー機に読み込むことですね。
- その通りです。読み込むときには片面ずつの計2回のスキャンで両面にする方法と、1度のスキャンで両面できる方法があります。
- 1度のスキャンで両面読み込むことができると、両面印刷もスピーディに終わらせることができそう!
- そうですね。片面ずつ原稿をセットし直していたら、コピー機(複合機)に付きっ切りになってしまいます。コピー機(複合機)が自動で両面スキャンしてくれると助かりますね。
コピー機(複合機)の両面スキャンの使い方は機種で違う
- 両面スキャンするには「自動原稿送り装置(ADF)」を使います。ですが「自動原稿送り装置(ADF)」はすべてのコピー機(複合機)に設置されているわけではありません。
- そうなんですね。僕の使っているコピー機(複合機)には「自動原稿送り装置(ADF)」があるのかな?
- 自動原稿送り装置は、コピー機(複合機)のトップの部分に付いている装置です。
図のようにコピー機(複合機)上部に用紙をセットできるようになっている部分が「自動原稿送り装置(ADF)」です。
図のようにコピー機(複合機)上部に用紙をセットできるようになっている部分が「自動原稿送り装置(ADF)」です。
- なるほど!図の装置が「自動原稿送り装置(ADF)」ですね。両面スキャンはできるのかな?
- コピー機(複合機)で自動で両面スキャンができるかどうかは機種で決まります。
【自動で両面スキャンができる機種】
- 「両面自動反転ADF」機能が付いている
- 「1パス両面ADF」機能に対応している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1.プラテンカバーのみの場合
- 「自動原稿送り装置(ADF)」がないコピー機(複合機)の場合、上部はプラテンカバー(原稿圧着板)のみです。
図がプラテンカバーのコピー機(複合機)です。
コピー機(複合機)の上部に用紙をセットする装置がなく、蓋だけなのが分かりますね。
プラテンカバーのみのコピー機(複合機)では「自動原稿送り装置(ADF)」がありませんので、両面スキャンするためには片面ずつスキャンします。
- 片面ずつスキャンしていると、コピー機のそばにずっといないといけないから、仕事が終わらないんだよね。この状況を変えたいんです!
- そうですね。それでは自動で両面スキャンする方法を見ていきましょう。
2-2.「両面自動反転ADF」が付いている場合
- まずはコピー機(複合機)に「両面自動反転ADF」が付いている場合を説明します。
ADFとは、自動原稿送り装置(Automatic Document Feed)のことです。
ADFの上にあらかじめセットされた原稿を一枚ずつ自動的にスキャンし、終了後自動的に原稿を排出する装置です。
この装置に「両面自動反転機能」がある場合、片面の原稿を読み取った後、自動的に反転してもう一面を読み取ります。
つまり、「自動原稿送り装置(ADF)」の上に原稿をセットすると、自動で両面スキャンをしてくれる機能になります。
- これならコピー機(複合機)に付きっ切りにならなくて済みそうです!
- そうですね。コピー機(複合機)に原稿をセットした後は、コピー機(複合機)から離れることができますので作業効率もUPします。使い方も簡単なのですぐにマスターできますよ。
【両面自動反転機能の使い方】
- 原稿ガイドを原稿サイズに合わせます
- 読み取る面を上にし、原稿をそろえて自動原稿送り装置にまっすぐセットします
- 原稿をセットした後は、コピー機(複合機)の操作パネルの「原稿面」→「両面左右/上下ひらき」→「原稿セット方向」→「スタート」でスキャン開始です。
「両面自動反転ADF」では片面スキャンした後に、もう一面をスキャンするため読み取りに通常印刷以上の時間がかかります。
そこで、急いで両面印刷したいときには、「1パス両面ADF」が便利です。
2-3.「1パス両面ADF」が対応している場合
- 「1パス両面ADF」ではコピー機(複合機)が自動で両面スキャンを行います。
表面と裏面を同時に読み取ることができるため、印刷時間は通常通りで大量な資料もスピーディにスキャンできます。
- 同時に両面を読み取るから、時間の節約にもなる!コピー機(複合機)に付きっ切りにならなくていいし、スキャン時間も短く済むなんて助かります。でも使いこなすことができるかな?
- 大丈夫です!「1パス両面ADF」の使い方もとっても簡単ですよ。
【1パス両面ADFの使い方】
- 原稿ガイドを原稿サイズに合わせます
- 読み取る面を上にし、原稿をそろえて1パス両面ADFにまっすぐセットします
両面自動反転機能と同じように使うことができますね。
原稿をセットしたら「両面自動反転機能」と同じように原稿のセット方向や読み取る面を設定します。
2-3-1.「1パス両面ADF」のメリット・デメリット
- 両面スキャンするなら「1パス両面ADF」を利用すると、スピーディに両面スキャンができ使い方も簡単といったメリットがあります。
「1パス両面ADF」を利用すると作業効率はUPしますがデメリットもあります。
【1パス両面ADFのデメリット】
- すべての機種が対応しているわけではない
- 本体価格が高い
「1パス両面ADF」はすべての機種に対応しているわけではありませんので、事前に対応している機種を選ぶ必要があります。
また「1パス両面ADF」に対応している機種を選ぼうと思ったら、本体価格が高価になりますので本当に必要な機能なのか、しっかり検討してから購入しましょう。
コピー機(複合機)の両面スキャン対応の格安機種紹介!
- 新規や買い替えでコピー機(複合機)の購入を検討している方に、「OFFICE110」で取り扱っている両面スキャン対応の格安機種を紹介していきます。
- どのくらいで購入できるのか気になりますね。
- キヤノン・リコー・東芝から1機種ずつ紹介します。
図はキヤノンの「iR-ADV C5535F III」です。
【iR-ADV C5535F IIIの特徴】
- 連続複写速度:A4カラー・モノクロ35枚/分
- 日常的に使う機能をショートカット登録し、ワンボタンで実行可能
- 操作しやすい10.1インチタッチパネル
【iR-ADV C5535F IIIの「OFFICE110」での価格】
- 中古キャンペーン:0円
- 新品キャンペーン:最大80%OFF
- メーカー価格:1,900,000円
詳しくはこちら:「iR-ADV C5535F III」
- 日常的に使う業務をショートカット登録できると助かります!価格も中古キャンペーンで0円!
- 次はリコーの「imagio MP C5002」を見ていきましょう。
【imagio MP C5002の特徴】
- 連続複写速度:カラー・モノクロ50枚/分
- 省エネ状態からの高速復帰を実現
- 高速出力に加え、iPhone/iPadにも対応
【imagio MP C5002の「OFFICE110」での価格】
- 中古キャンペーン:149,000円
- メーカー価格:1,933,200円
詳しくはこちら:「imagio MP C5002」
- 連続複写速度が50枚/分!大量に資料作りをするときに役立ちますね。
- 最後に東芝の「e-STUDIO2505AC」を見ていきましょう。
【e-STUDIO2505ACの特徴】
- 連続複写速度:カラー・モノクロ15枚/分
- 豊富な特殊用紙対応
- スタンダードモデル
【e-STUDIO2505ACの「OFFICE110」での価格】
- 中古キャンペーン:0円
- 新品キャンペーン:最大80%OFF
- メーカー価格:1,290,000円
詳しくはこちら:「e-STUDIO2505AC」
- スタンダードモデルなら使いやすそうだな…。中古キャンペーン0円も魅力的!
- 上記は一例でほかにも両面スキャンに対応しているメーカー・機種が多数ありますよ。
まとめ
- コピー機(複合機)の両面スキャンの使い方はいかがでしたか?
片面ずつスキャンする方法もありますが、両面スキャンの方法を知っておくと時短になります。
コピー機に付きっ切りにならなくて済むので、仕事の効率も上がります。
- 両面スキャンは思ったよりも簡単にできそうですね。「OFFICE110」の中古キャンペーンを利用すると、0円で購入することもできるし、買い替えを検討したいです。
- 両面スキャンで作業効率が上がるとその分、仕事に集中することができます。
仕事を充実させるためにも両面スキャンは重要です。新規・買い替えなどで購入する際にはぜひ、「OFFICE110」へお問い合わせください。