複合機の余計なFAX受信は「見てから印刷」で用紙削減！【お役立ち情報】 | OFFICE110

ほとんどの複合機はFAX機能が標準搭載され、別にFAX専用機を用意する必要がなくなりました。
基本的に、ビジネスフォン主装置の外部電話ユニットと専用ケーブルで接続すればFAXの送受信が可能になります。

そのFAXといえば、ご家庭はもちろん、オフィスのFAXの中にもチラシや広告など余計なものが送られてきますよね。
通常、受信したFAXは自動的に印刷され、余計なFAXまで印刷すれば用紙やトナーを無駄に消費してしまいます。

そんなとき、おすすめなのが複合機の「見てから印刷」。
単純に、受信FAXの内容を見て、必要なものだけ印刷するという機能。

そこで今回は、複合機のFAX受信で便利に利用できる「見てから印刷」をご紹介いたします。

• 複合機のFAX「見てから印刷」とは？使い方を簡単解説
• まとめ

複合機のFAX「見てから印刷」とは？使い方を簡単解説

ひと昔前はFAX専用電話機を設置していたのが、今では複合機にFAX機能が標準搭載され、FAX送受信は複合機が担っています。

FAXは送信するときはその都度送信しますが、受信するときは自動受信で用紙として印刷。そして、迷惑電話のように広告や勧誘などの迷惑なFAXまで印刷されてしまうのです。

その余計なFAXまで印刷されれば、廃棄するのは勿体無いので裏紙として再利用されるだけ。印刷される用紙はもちろん、トナーまで無駄に消費してしまう結果となり、枚数によっては大きな出費になってしまいます。

そこで、おすすめなのが「見てから印刷」機能。
受信したFAXの内容を複合機の操作パネルの液晶画面で確認して、必要なものだけ印刷できる機能です。

また、別の「ネットワーク転送機能」といった、FAX受信データをE-mailやFTPサーバ、指定したフォルダ、共有フォルダなどネットワーク上のアドレスに自動的に転送できる機能と併用すれば、用紙の無駄が一切なくなります。

このような機能を利用すれば、必要なものだけを印刷し、迷惑FAXは印刷せずに削除できるので、用紙やトナーの節約につながるのです。

SHARP（シャープ）複合機の「見てから印刷」の使い方

それでは、実際の「見てから印刷」の操作方法を、シャープの人気機種MX-2650FNを例にご紹介いたします。

1. 操作パネルに「受信データがあります。確認しますか？」というメッセージが表示されるので、「はい」を押す
2. 確認するFAXデータを押す
3. 内容を詳しく見たいときは、右メニューの「画像を確認する」を押す
4. 必要なFAXの場合、「印刷」→「OK」を押せばプリントされます。

なお、➀の段階で複数件FAX受信している場合は、操作パネル画面上にすべてのデータが表示されます。
そこで右メニューの、

• 「印刷する」
• 「画像を確認する」
• 「別の宛先に転送」
• 「削除する」
• 「ファイリング（データをフォルダに保存する）」

が選択できるので、迷惑FAXと判断できるものは削除でき、あとは必要に応じて作業を行うだけです。

まとめ

オフィスの受信FAXの中には、数多くの迷惑FAXが混じっていますよね。
その迷惑FAXが印刷されれば、用紙やトナーを無駄に消費するだけです。

そこで、活躍してくれるのが複合機の「見てから印刷」機能です。
ご紹介した通り、受信したFAXは印刷されず、内容を確認してから、必要なものだけ印刷できるので、用紙やトナーの消費を抑えてくれる効果があります。

ただし、多くの複合機に搭載された機能ですが、搭載されていない機種もあるので、導入のときは機能の有無は確認しておきましょう。

もちろんOFFICE110にお問合せいただければご要望に沿ったコピー機（複合機）をご提案いたします。お気軽にご相談ください。